長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
2021年1月3日に開催された特別クラスのレポートです。
ヨーガってなに?
ヴェーダーンタ哲学入門(座学)
ヴェーダのチャンティングをご一緒させていただき、その解説から入りました。
サハナババトゥ
ガネーシャ
サラスワティ に捧げるマントラ
そして、自分にとってのヨーガってなに?
というところから、今一度ヨーガと自分との関係性や、もたらされる恩恵についてをグループでシェア。
アーサナのときの集中力、人と比べずマイペースにできる安心感もさることながら、シャヴァーサナのときのあのくつろいだ感覚とは何なのか。
日頃の自分は、安心したくて喜びが欲しくて、今の自分には何か足りなくて、いつも外側の何かを追い求めてきたけれど。
何かを自分に足さなくても、何も求めなくても、
不完全と思っていた自分のままで
安心していられるシャヴァーサナの時間。
あれはいったいどういう経験なのだろう。
そのような疑問から、ヴェーダーンタの序章につなげていきました。
子供の頃はあれこれ悩むこともなくて、
その日をめいっぱい楽しむために夢中になって。
今だけを見て生きて行けたのに・・・。
大人になって心も体も成熟したはずなのに、
過去を悔いて未来を心配してしまう。
なぜ、悩みばかり大きくなってしまったのか。
今までを思い返せば、学校のテストや部活動の試合の勝ち負けで評価され、社会人になっても毎年の評価や査定。
同期との仕事のデキを比べたり、そういえば友達は結婚してるのに、子供もいるのに、私はどうなの?って悩んだり。
結婚したらしたで、あの人んちは持ち家で、旦那の収入も多くて羨ましい。
子供の習い事はどうしようかしら?
塾は?受験は?
うちの子は大丈夫なのかしら?
そんな比較競争社会の代償として、自分(またはパートナーや子供)とその現状を見ようとするとき、そこにいつもいるのは他者の存在。
人間関係や世界が広がるほどに相対的な存在である他者が常に関わってきます。
そして他者と比べて自分はどうなのか?と考えるのが当たり前になっているのです。
すると、
人より負けている気がする。
劣っている気がする。
そんな自分がちっぽけに思えて、
どんどん小さくなっていく。
今回のクラスでは「大人になった私たち」が、もう一度自分たちの価値観や自分をどう見るか?を考える時間になりました。
さて、今回のクラスでは配布資料の半分ほどを残して終わりました。私、あれこれ話しすぎましたね~。
続きは1月31日新規開講、
月1ヴェーダーンタ哲学の座学クラスで定期的に学んでいきます。
上記クラスでは今回の復習を踏まえて進みます。今回来られなかった方や、哲学を学ぶのがはじめての方、ウェルカムです!・・・というかはじめての方を対象としています。あと、お子さんをありのままに見るというのはどういうことなのか、子育てならぬ親育てとして、お子さんがいるお母さんにもすごくおすすめ。
クラスにてみなさんと共に学べる時間を楽しみにしております!
om shanti,