長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
大雪がようやく落ち着きました・・・ね?
この週末、カイラビニ香奈先生の以下ワークショップ(以下WS)を開催したのですが、
大雪の中、集まっていただいた十数名の皆様、ありがとうございました!
また、雪の影響でお越しになることが叶わなかった方も少なくなかったので、また次回も同様のWSを行う予定ですので楽しみにしておいてください。
この他、ヨガ解剖学WSやマインドフルネスWSも草案中!
前置きはここまで。
さて、この年末、久々に子供とゆっくり過ごす時間ができました。
私は普段ヨーガ関係のブログを見たりもするのですが、子育てブログもよく見ています。幼児教育にはさまざまな理論があってどれがいいかわからなくなってしまいますね。
とはいえ私の考えとして、基本的に周囲に迷惑を掛けないのなら好きなように生きてくれればいいと思ってるので、勉強が苦手でテストでいい点が採れなくても、夢中になれる何かが見つかればいいなと思っています。(見つからずにニートなら私の仕事を手伝ってもらおう。)
といいながら、学研の幼児ワークやこどもちゃれんじ、英語リトミックや体操教室に通わせたりとあれこれ機会だけは与えていますが。今のところ、本人が遊びの延長で楽しんでいるのでよかろう。
集中して取り組めたときや日常生活の躾の部分でお願いをきいてくれたとき、息子を褒めることがあるのですが、この「子供をほめる」とう行為。世の中には様々な幼児教育論がありますが、アドラー心理学は褒めるということに慎重なのですね。モンテッソーリも同様。
褒めてはいけないということではなく、過剰または頻繁に褒めたりすることで、親に褒められるために行為をおこなうようになってしまうというのです。
わからんでもないな。
これはたとえば、勉強ができてテストでいい点を採れるいわゆる頭のいい子や、物分かりのいい頑張り屋さんというのは、頑張ったら親に褒めてもらえるし、周囲にも認めてもらえるのが嬉しくてもっと頑張ります。
褒められること、他の子より勝ってることは自信や安心につながりますし、優越感も感じられるでしょう。でもこの優越感も麻痺して、人より勝ってないと不安になってくるのです。
お友達より多く持ってないと負けてる感じとか、人より幸せでいないと劣ってる感じとか、常に勝っている自分でないと価値がない。いつも優越感を感じられないと自信がない。
実のところ、優越感も劣等感も、
表面上は対局にはありますが、深層的に
自己肯定感が低いという点ではさほど変わりがない。
自信がない、ことには変わりがないのです。
できても自信がない、できなくても自信がない。じゃあどうすればいいの?って話ですが(;´Д`)
まずは親が我が子を見るとき、どのように見ているのかを考える。
他の子とウチの子を比べて、我が子を判断するような比較競争の価値観から抜け出す必要があります。
出産のとき、はじめて我が子を見たとき、
「ただただ、元気に産まれてきてくれてありがとう」
という気持ちをもう一度思い出すことなのかな、って思います。もちろん、先天的に障がいをもって産まれてきた子も「生きててくれてありがとう」って想いがあったと思いますし。
ただそこにいてくれる我が子の、
存在そのものを愛していた気持ちを
忘れてしまうんですよね。
だから他の子に比べてウチの子はダメだとか親が子供をありのままに見れなくなってしまう。そのような親に育てられた子供がアダルトチルドレンになる一因にもなるかもしれません。
まぁ発達や学力については基準てありますから、やっぱり標準値や他の子と比べてしまうのはやむをえない部分もあるけれども。そしてその子供が大人になって、比較競争の社会が彼らを許してくれなくても。
親だけは我が子の個性や特性を認めてあげて。
まぁ私の場合ですと、私や主人とも会社員というマジョリティのレールからドロップアウトして、自営業でなんとか生きれてるので(;^_^A
みんなと同じじゃなくても、いろいろな形で社会に貢献できるんだよって教えたいです。
1月3日のヴェーダーンタ哲学入門のときにもお話しましたが、子供って「すごいね」って褒められることは当然嬉しいけれども、
できなかったときの「頑張ったね」「大丈夫」が大切。すると安心して不完全と思っていた自分でも認められるようになるのかな~と。まだ2年しか子育てしていない私がいうのも大変おこがましいのですが。
人と比べる価値観じゃなければ、いったい何を基準に物事や自分の価値を決めればいいの?ってところからヴェーダの学びに繋がっていきます。
今回はお子さんがいる方向けの記事にはなりましたが、ご夫婦で人生を楽しんでいる方も、独身の方も、またアーサナに取り組んでいる人すべてに是非ヴェーダを学んでいただきたいな、と思います。
om shanti,