長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
12月16日、これを書きながら次の渡印を考えている私は根無し草かもしれない。
次回は90日くらいかけてネパールから南下してブッダガヤー、バラナシ、カジュラホーと西へ。そして内陸部を通過しゴアからトリバン、コバラムに下ろうかなぁなんて構想を巡らしている。
もちろん、本場インドでヨガやアーユルヴェーダを勉強するのは興味深いことだけれども、ただそこで毎日生きているだけで生命力を試されてるような気がした。
文化、習慣、価値観、食べ物もさることながら、思わぬトラブルや現地人に言われたこと、されたことも、日常では決して味わえない経験のひとつだ。そして旅で出会った者同士がほんの僅かな時間を共有し、一緒に笑ったり泣いたり。
旅はまるで人生の縮図
出会いと別れの繰り返しだったな
インドで出会ったすべての人にありがとう。
(インド旅行記 2010 完)
最後に、ボロボロになった我が愛読書「地球の歩き方・インド」から冒頭にある文章を転載させていただきます。
インド。それは人間の森。
木に触れないで森を抜けることができないように、人に出会わずにインドを旅することはできない。インドにはこういう喩えがある。
深い森を歩く人がいるとしよう。その人が、木々のざわめきを、小鳥の語らいを心楽しく聞き、周りの自然に溶け込んだように自由に歩き回れば、そこで幸福な一日を過ごすだろう。だがその人が、例えば毒蛇に出会うことばかりおそれ、歩きながら不安と憎しみの気持ちを周りにふりまけば、それが蛇を刺激して呼び寄せる効果になり、まさにおそれていたように毒蛇に噛まれることになる。
インドは「神々と信仰の国」だという。
また、「喧騒と貧困の国」だともいう。だが、そこが天国だとすれば、僕たちのいるここは地獄なのだろうか?そこを地獄と呼ぶならば、ここが天国なのだろうか?インドを旅するキミが見えるのは、天国だろうか地獄だろうか?
さあ、いま旅立ちの時。
インドはキミに呼びかけている。
さあ、いらっしゃい!私は実はあなたなのだ。