長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
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ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
来るクリスマスにちなんで心温まるお話をひとつ。
IS THERE A SANTA CLAUS ?
サンタクロースっているんでしょうか?
原文 「IS THERE A SANTA CLAUS?」
中村妙子 訳 東逸子 画 発行:偕成社
【 Wikipedia~サンタクロースは実在するのか?~ 他引用 】
1897年9月21日、アメリカのニューヨーク・サン新聞の社説。
新聞社に寄せられた8歳の女の子の質問は、サンタクロースって本当にいるんでしょうか?というものでした。
新聞社の記者、フランシス・P・チャーチはその答えを以下のように社説に書きました。このお話は実話です。
バージニアの手紙
きしゃさま わたしは八つです。わたしの友達に「サンタクロースなんていないんだ」って言っている子がいます。
パパに聞いてみたら、「サン新聞に問い合わせてごらん。新聞社でサンタクロースがいるというなら、そりゃ確かにいるんだろうよ」と言いました。
ですから、お願いです。教えてください。サンタクロースって、本当にいるんでしょうか?
バージニア=オハンロン
ニューヨーク市 西95丁目115番地—–
バージニア、お答えします。
サンタクロースなんていないんだという、あなたのお友達は間違っています。きっと、その子の心には、今はやりの何でも疑ってかかる、疑り屋根性というものがしみこんでいるのでしょう。うたぐりやは目に見えるものしか信じません。うたぐりやは心の狭い人たちです。心が狭いためによく分からないことがたくさんあるのです。それなのに、自分の分からないことは、みんな嘘だと決めてかかっているのです。
けれども人間の心というものは、大人の場合でも子供の場合でも、もともとちっぽけなものなんですよ。
私たちの住んでいるこの限りなく広い宇宙では人間の知恵は一匹の虫のように、そう、それこそ、ありのように小さいのです。
その広くまた深い世界を推し量るには、世の中のことすべてを理解し、すべてを知ることのできるような、大きな深い知恵が必要なのです。
そうです。
バージニア、サンタクロースがいるというのは決して嘘ではありません。この世の中に愛や人への思いやりや、真心があるのと同じようにサンタクロースも確かにいるのです。あなたにも分かっているのでしょう。世界に満ちあふれている愛や真心こそ、あなたの毎日の生活を美しく楽しくしているものだということを。
もしも、サンタクロースがいなかったら、この世の中はどんなに暗く、寂しいことでしょう。あなたのようなかわいらしい子供のいない世界が考えられないのと同じように、サンタクロースがいない世界なんて想像もできません。
サンタクロースがいなければ、人生の苦しみを和らげてくれる子供らしい信頼も、詩も、ロマンスも、なくなってしまうでしょうし、私たち人間の味わう喜びはただ目に見えるもの手で触るもの、感じるものだけになってしまうでしょう。また子供時代に世界に満ちあふれている光も消えてしまうでしょう。
サンタクロースがいない、ですって!
サンタクロースが信じられないというのは、妖精が信じられないのと同じです。試しにクリスマス・イヴに、パパに頼んで探偵を雇って、ニューヨークじゅうの煙突を見張ってもらったらどうでしょうか?ひょっとすると、サンタクロースを捕まえることができるかもしれませんよ。しかし例え煙突から降りてくるサンタクロースの姿が見えないとしても、それがなんの証拠になるのです?
サンタクロースを見た人はいません。けれども、それはサンタクロースがいないという証明にはならないのです。この世界で一番確かなこと、それは子供の目にも大人の目にも見えないものなのですから。
バージニア、あなたは、妖精が芝生で踊っているのを見たことありますか?もちろん、ないでしょう。だからといって妖精なんて、ありもしないでたらめだなんてことにはなりません。この世の中にある見えないもの、見ることができないものがなにからなにまで人が頭の中で作り出し、想像したものだなどということは決してないのです。
赤ちゃんのがらがらを分解してどうして音が出るのか、中の仕組みを調べてみることはできます。けれども、目に見えない世界を覆い隠している幕は、どんな力の強い人にも、いいえ、世界中の力持ちがよってたかっても引き裂くことはできません。
ただ、信頼と想像力と詩と愛とロマンスだけが、そのカーテンを一時引きのけて、幕の向こうのたとえようもなく美しく、輝かしいものを見せてくれるのです。そのように美しく、輝かしいもの、それは人間の作ったでたらめでしょうか?いいえ、バージニア、それほど確かな、それほど変わらないものはこの世には他にないのですよ。
サンタクロースがいない、ですって?
とんでもない。
嬉しいことにサンタクロースはちゃんといます。
それどころか、いつまでも死なないでしょう。
1千年の後までも、百万年の後までも、サンタクロースは子供たちの心を今と変わらず、喜ばせてくれるでしょう。
「ほんとうに大切なものは目に見えない」という”星の王子様”をご存じの方は似ていると感じられたでしょうね。
目に見えない、聞こえない、触れられない、だから「ない」という理由にはならないし、それこそが大切なものなんだよ、と真摯に愛情深く回答したこの社説は、毎年クリスマスシーズンになると世界中で語られています。
子供たちがこの価値観を理解することで愛や勇気、信頼、思いやりなどの心を育んでくれることでしょう。
同時に私たち大人も学ぶことがあるはずです。
なぜなら私たちは彼らより、より物質的で、優劣や数字で物事や人を判断することに慣れきってしまっているからです。
目に見えない心や絆など大切なことを思い出すいい機会になりますように。
このお話を、お子さんやご家族、ご友人、あなたの大切な人にどうぞシェアしてください。
Marry Christmas,