長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
RYT200ヨガ指導者養成講座・第2期のレポートです。
新潟県内各所から、ヨガの指導者を目指す方、資格取得を目的とされる方、特に指導者になるつもりはないけれど学びを深めたい方など、様々な目標を抱かれた皆様にお集まりいただきました。
RYT200 ヨガ指導者養成講座
本日の講義は以下の通り。
座学
哲学:ヴェーダーンタの宇宙観
RYT200でヨガッサが特に力を入れているのが哲学です。
ヨガアライアンスのRYT200規定において、最低20時間を哲学や指導者倫理に充てるのが条件となっているところ、ヨガッサでは倍の40時間を割いています。
ヨガの指導者としてのみならず、いちヨーギーとして、
ヨーガとは何なのか?
何のためにヨーガをするのか?
そのゴールは?
を理解する必要があると考えます。
ここの受講生及び、ヴェーダーンタのクラスに参加している生徒さんは回答できるはず・・・?
が!
昨今のヨガインストラクターや、ヨガッサと同じようにRYT200講座を提供している学校のカリキュラムを見たり聞いたりすると、この問いに対しての答えが異なりつつあるようです。
そもそもこの回答に至るために、RYT200で学ぶべく哲学といっても実は様々あります。ほとんどの学校はサーンキャ哲学を主流にしているようです。経典でいうとヨーガスートラの八支則がメイン。つまりスートラ2章を「ヨガ哲学」として教えている。
中には仏教の教えを哲学として教えているところもあるみたい。
なんでもありw
もちろんサーンキャ哲学も知っておくべき内容で、ヨガッサのRYT200でもカリキュラムに入っています。なんなら、ここはスートラの第●章●節で言及しているから読んでみましょう!・・・とソースを明らかにし丁寧に説明しています。
けれども、ヨガで哲学といえば!のヴェーダーンタ哲学の「ヴェ」の字も教えない学校が多いみたい。
話を戻すと
ヨーガとは何なのか?
何のためにヨーガをするのか?
そのゴールは?
これらの回答が同じRYT200を卒業したヨガインストラクターであっても、異なってしまうのは仕方がないのかな、って思う。
だって学校側が教えてないんだもん。
せっかくの高等生物といいますか、知性の高いヒトとして生を授かったのだから、道具である体を磨き続けることに時間を使うのはほどほどに、知性をはたらかせて自分の本質を追求する、いわば哲学が大切なんじゃないかなと。
ヴェーダーンタを学び、プルシャアルタについて顧みる時間。
ささやかなアルタやカーマはあって然るべきで、さらにヒトに与えられた自由意志をダルマに則って行使する方向に自らをコントロールする。それらに支えられてこそヨーガのゴールに近づくはずです。
とはいえ良くも悪くも、哲学なんて知らなくてもヨガは教えられます。生徒の前に立って、アーサナを教えることはできます。
しかしヨガインストラクターにはなれても、ヨガティーチャーにはなれないでしょう。
ヨガの先生って生徒の身体的側面のみならず、精神的側面の成熟をもサポートするものだし、同時に自身の成熟をも目指すものです。
RYT200のリードトレーナーの願いとして、ヨガ指導者養成講座の受講生にはヨガの先生を目指して欲しい!
アーサナ実践・指導法
太陽礼拝A
太陽礼拝Aに含まれるアーサナの解説、アライメントや禁忌、注意点、軽減法など学びます。
そして指導におけるスキルのひとつ、ハンズ・オン・アジャストメントをペアワークにて行いました。
コロナ禍のため、タッチするときは手袋着用です。
いつかコロナが終息して、生徒さんに直接触ってアジャストできる日が来ますように。
ハンズ・オン・アジャストメントは、積極的な生徒への介入となるため、現役ヨガインストラクターでも苦手だったり、行わない指針の先生もいるかと思います。
が、指導者の重要なスキルのひとつです。
om shanti,