長岡市のヨガ教室 yogatha
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
今日は世間をお騒がせする芸能人ヨギーのニュースです。
これまで、数多くの芸能人がヨガを実践していることについて、
【ヨガコラム】あの男性有名人も
ヨガをやっている!メンズヨガ事情
にてご紹介しましたが、最近は芸能人Tさんが渦中の人となっています。
どうやら、彼女の言動がおかしな方向に報道されているようです。
ヨガにはまりすぎた姿を
不安視する声
“スピリチュアルヨガ
参加者からドン引きの声も”
“ヨガのやりすぎで
「情緒不安定では?」と指摘する声”
“ヨガで鍛えた健康美に絶賛も
精神面の不安定さが心配される”
等々ネットニュースで見かけました。
TさんはTV出演され、自らが実践するヨガについて紹介されていたのですが、その様子に番組共演者や視聴者までもが一種の危うさを感じたようです。
ヨガや自己啓発、
スピリチュアルな世界に
救われて心酔する人たち
【ヨギーちゃんねる】に投稿したひなのさんの記事にもある通り、ヨガをはじめたきっかけとして、自身が落ち込んでいる時に出会い、そのストレスリリース力に魅了され、はまっていくケースは珍しくありません。
こういったケースでヨガに出会った人の一部は、仕事や家庭内で被るストレス解消や時に逃避としてヨガに没頭します。
しかし今度はヨガや自己啓発に心酔してしまうことがあります。
ヨガに親しむごとに価値観も変わり、言動に変化が生じます。ナチュラル指向になり理想主義的にもなります。
中には突然ラブ&ピースな発言が増えて「引き寄せ」「カルマ解放」「インナーチャイルド」とか言い出しちゃう人もいるかもしれません。
勘違いしていただきたくないのですが、辛いときにヨガに出会った人のすべてがそうなる訳ではありません。
一部の、特に、依存心が強い人はその度合いが高くなるということです。
私は自己啓発やスピリチュアルなことは個人の指向であり否定しません。私自身もそれ系はひととおり通ってきましたしね。
この分野の価値観に触れることは精神的な成長を目指す者にとって非常にポピュラーです。
その価値観を以て自分を越えられるならそれもまたひとつの道具でしょう。
ただ、道具はあくまでも道具である、というのが私の辿り着いた結論です。
「依存したい欲」に気づくこと
たとえばヨガも「ユニバーサルツール(誰にでも扱える道具)」といわれ、日本で約300万人、世界で約3億人が実践しています。そんな中、辛いときにヨガに出会いハッピーになれたこの道具を勧める人はゴマンといるでしょう。
ただ、その人があまりにも心酔していたりスピ系発言が強いと、その道具を知らない人たちにはおかしなさまに映ってしまう。カルトっぽさが出てしまう。
Tさんのような有名ヨギーが、結果的にこのような形でメディアに取り上げられてしまったのは残念です。
何が言いたいのかというと
ヨガでもスピでも瞑想でも
対象が人であっても
依存的にならないことですね!
とくに先生と言われるような
立場の人は
自身が依存体質だと
同様に依存したい人たちが集まって
師と弟子または仲間同士が共依存になる
するとはたから見ると
おかしな集団になってしまいます
共依存とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す。 すなわち「人を世話・介護することへの依存」「愛情という名の支配」である。
引用元:共依存 – Wikipedia
om shanti,