ヨガ 三点倒立 シールシャーサナ

【ヨガコラム】まずは転び上手になろう!シルシャーサナ(ヘッドスタンド)の方法とコツ


長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp

 

先日、シールシャーサナ(ヘッドスタンド)を練習されている生徒さんから報告メールをいただきました。下の画像のように第一段階のキープが完成したのです!

 

 

ヨガ シールシャーサナ ヘッドスタンド

第一段階

 

 

 

ヨガ シールシャーサナ ヘッドスタンド

第二段階

 

 

生徒さんのメールに対しての私の返信は、一般的なハタヨガ式のヘッドスタンドを練習するすべての人に有用ですのでここで公開させていただきます。ただし、私の目の届かない自宅で練習する際は細心の注意の元行ってください。怪我の責任は負えません。

 

 

「 ○○さん
ヘッドスタンドのキープおめでとうございます。嬉しさが伝わってきて、私もとても嬉しいです。今後の自宅練習は下記段階で進んでください。


 【段階と注意すること】
1. 膝を曲げて安定性を高めます。10呼吸が目標。これができないと以降でも静止できません。
2. 1.の状態に慣れたら足の付け根を伸ばすつもりで持ち上げていき、膝を天井に向けてステイ。ボディバランスが必要ですがこれができたら完成したようなものです。
3. 集中を切らさないように膝下からつま先を天井へ伸ばします。
4. ステイ。はじめは5~10呼吸から、最終的には25呼吸目標。
・行うこと: 呼吸、集中、足を揃える、腹筋(バンダ)を使う。
・意識  : タダアーサナの逆転姿勢であること、つまり身体をくの字にせず腰が抜けないようにする。肩甲骨をリラックスし首や肩にスペースを作ると長時間キープできます。


 【転び方】
壁を卒業したらいよいよフロアで練習しましょう。転びそうになった時は前転で回避します。その際、組んでいた指をほどき手を放します。小指の骨が細いため、がっちり組んだまま前転すると痛める可能性があります。


 【転ぶ時の意識とは?】
私が師匠に言われたのは「優雅に転べ」です。転ぶ!と気づいた時に慌てずに、転ぶことに最大限に意識を向けます。つまり、転ぶという動作に対してマインドフルネスになるのです。身体を小さく丸くかがめれば、背中を打つのダメージも少なくなります。
クラスでもお伝えしましたが、逆転系アーサナはボディバランスとその感覚に慣れることが大切です。感覚を忘れないように繰り返し練習してください!

 

 

このように私の知っていることはすべてみなさんにお伝えします。どんどん質問してください。

om shanti,