長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
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ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
肩甲骨シリーズ、第三回です。女性が気になるバストアップについて、肩甲骨との関連性を見ていきましょう。
【第三回】 肩甲骨に隠されたバストアップの秘訣
そろそろ直視しなきゃ!加齢と体型変化の現実
世の女性にとって切実な問題。それはエイジング。つまり加齢による体型変化=下垂。身体のあらゆるお肉にハリがなくなり重力に逆らえなくなって垂れる現象です。エイジングによる変化の代表格はバストとヒップが挙げられ、なんとバストの下垂は20代からはじまっています!
ワコール人間科学研究所によると、より早くエイジングが現れるのがバストで、40代で変化しない人は存在しないそうです。また一度エイジングが進むと、元の状態に戻った人はいなかったとのこと。これは衝撃ですね。一般的な対策としては年齢と体型に合った下着を選ぶなどありますが、ここでは筋肉による天然ブラができないかを考えてみましょう。
バストアップは背面から!肩甲骨を寄せ小胸筋に仕事をさせよう
小胸筋が硬いと肩甲骨を背中側に張り付けることになり、いよいよ錆びつき肩甲骨を助長することとなります。肩甲骨は胸の方にも飛び出している部分があり、これを「鶏口突起」と言います。ここに小胸筋がくっついているために、小胸筋が収縮すると肩甲骨は背中側に張り付きます。
つまり、肩甲骨可動の妨げとなります。
さらに、小胸筋はバストアップ筋とも言われここが衰えると代謝が悪くなり胸も下垂します。
左側は表層筋を表し大胸筋、右側は深層筋を表し小胸筋を指します
バストを吊っている筋肉は主に大胸筋で大きな筋肉ですが、これだけでなく小胸筋もしっかり使うことで更なるバストアップが期待できます。しかし、小胸筋に仕事をさせるには、肩甲骨を寄せる菱形筋(りょうけいきん)にがんばってもらう必要があります。
菱形筋については【第二回】で説明しています。
Aさんがヨガレッスン後に感じられた「肩甲骨はがし」にもありましたが、肩甲骨がグッとよればその分小胸筋まで伸張し、これら肩甲骨周りの筋肉による綱引きが行われバストアップにも及ぶのですね。
大胸筋だけでなく
小胸筋も使ってバストアップ!
肩甲骨をグッと寄せて
バストの垂れ下がりを阻止!