長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
【第一回】に続いて今月は肩甲骨特集です!
肩甲骨と肩こり
~錆びつき肩甲骨の原因~
(1)普段の姿勢大丈夫?
・仕事でパソコン
・デスクで作業
・スマホを見る
・車の運転
・台所に立つ
・家事・育児
私たち現代人は、日常の動作において常に猫背で前かがみの姿勢になりがちです。このような長時間の不良姿勢は様々な弊害をもたらします。肩が前に出て、内巻きになり、肩甲骨が通常の位置より外側に引っ張られます。
この時、肩甲骨を外側に引っ張る筋肉が前鋸筋(ぜんきょきん)です。この前鋸筋とON/OFFの関係にある拮抗する筋肉が菱形筋(りょうけいきん)です。
菱形筋
前鋸筋
【第一回】で述べたとおり、この二つの筋肉は常に綱引きし合って肩甲骨の位置を維持しています。しかし不良姿勢が続くと常に背中側が引っ張られ、脇~胸側が縮みっぱなしというアンバランスな綱引き状態に。
引っ張られた背中側の筋肉は、対抗しようとして収縮します。どうにか縮もうとして筋肉は硬くなり、背中のハリやコリに繋がります。
(2)肩こりの原因筋は?
ズバリ、肩甲骨に付着する僧帽筋や肩甲挙筋が肩こりの主役。
僧帽筋
他の筋肉を含め彼らは首から肩甲骨にかけて釣りをしているように肩甲骨を支えています。しかし、長時間引っ張られ続けると仕事し過ぎで疲労していまうということです。
【第一回】でもお話ししましたが、
肩甲骨は浮いているため、よくも悪くも周辺の筋肉の柔軟性や使い方に影響されるのです。
(3)肩甲骨が錆びると本来の役割が果たせない
肩甲骨は上腕骨とともに肩関節を成しており、肩甲骨は主に腕を動かす役割があります。しかしそれだけではありません。
肩甲骨には肩や首につながる筋肉が多くついていますし、姿勢の維持、頭の重さも関係します。小胸筋を例にすると、肩甲骨から上腕骨につながっているため、2~3kgと言われる腕を頑張って支えているのですね。
しかし筋力や柔軟性は人それぞれ。
肩甲骨の動きが悪くなると、肩周りの筋肉のバランスや血行が悪くなり、こわばってガチガチ背中やつらい肩こりを引き起こします。
さて、普段の姿勢の悪さが、錆びつき肩甲骨を誘発し様々な悪影響を及ぼすことがわかってきました。しかしまだこれだけではありません。
次回は女性が気になる肩甲骨とバストアップの関係性についてお話しします。
om shanti,