長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
前回お話しした、内蔵を刺激するアルダ・マツィエンドゥラーサナ。今日はこのアーサナを例に進めていきます。
アルダ・マツィエンドゥラーサナのコツ
左右の座骨で安定して座る
お腹を引き締め
骨盤を起こして
脊柱を中立に
背すじを伸ばしてから捻る!
これ大切です!
あと、多くのヨガインストラクターは「お腹から捻る」ということが多いです。つまり下から上に向かって捻りましょう!というガイダンスをすることが多いのです。
ただ私としては、自分が色々やってみた結果、もっとも身体を動かしやすいという理由で、アレキサンダーテクニックを用いて頭・耳下あたりから捻るように言うことが多いです。
動きの起点をどこにするか。
この辺は、頭や頸椎にリードしてもらうのが苦手な人もいると思いますので、お好みですかね。
ミスアライメントとその危険性
もっともバランスよく安全に脊柱回旋(ねじり)が得られるのは、脊柱が中立伸展しているときです。
ですので、前述通り必ず背筋を伸ばしてから捻るようにしましょうね。
といいますのも、ウディヤーナバンダ(腹部の引き締め)もしておらず、背筋も伸びていない状態・・・要は、
腰椎が屈曲していると、腰椎と椎間板の安定性が損なわれて危険です。
この他、そもそも肩甲骨を過剰に回転させることで、捻っているように見せかけることも可能なのです。実は脊柱自体はさほど回旋していないのですね。
これはどういうことかというと、アルダ・マツィエンドゥラーサナしかり、後ろ手で縛るバッダ系やマリチャ系のアーサナが得意な人、要は肩甲骨周囲の可動域が高い人は、その柔軟性に任せて脊柱回旋が意識できていない人が多いのです。
本来は脊柱を捻るのが目的なのに、肩関節・肩甲骨周囲が柔らかい人はサッ!と両手をつなぎ、脊柱を中立にする前に、グイッ!と捻った気になってる。
これらの柔軟性が高い人ほど、背骨を意識してみてくださいね!
最後に、安全なアーサナの取り組み方や危険事例については「ヨガを科学する」を読むと参考になります。
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