ヨガ アーサナ アド―ムカシュヴァナーサナ ダウンドッグ

【ヨガ解剖学】柔軟性が高い人が陥りやすいダウンドッグのアライメント


長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
 @yogathajp

 

今回はダウンドッグ(アド―ムカシュヴァナーサナ)のアライメントについて。
ダウンドッグといえば、太陽礼拝のシークエンスにもある基本的なアーサナのひとつですね。

 

 

ダウンドッグのアジャスト

 

以下は、柔軟性の高いYちゃんのダウンドッグです。

 

 

ヨガ アーサナ アド―ムカシュヴァナーサナ ダウンドッグ

背面、ハムストリングが柔らかいYちゃんは、かかとまでしっかりとマットに着きます。
なにより、頭がマットに着きそう!

 

一見、柔らかくて羨ましいですが・・・
赤線に注目してもう一度見てみましょう。

 

 

ヨガ アーサナ アド―ムカシュヴァナーサナ ダウンドッグ

上半身が過度にしなっているのがわかります。
ここまでしなると、もしかしたら
コアも抜けているかもしれません。

 

アジャストしてみます。

 

 

ヨガ アーサナ アド―ムカシュヴァナーサナ ダウンドッグ

頭や胸の位置からもわかるように、腰から手首が直線的に、よりエネルギーが伝わりやすいアライメントになりました。

 

 

 

 

まとめ

 

このように、柔軟性の高い人ほど上半身がしなりすぎる傾向にあります。
また、こういうタイプの身体の持ち主は関節可動域が広いあまりに、肘関節が過伸展しやすいです。ロックを起こさないよう気を付けましょう。

ダウンドッグの肘関節のアライメントは方向性にもポイントがあります。気になる方はレッスンにてご質問くださいね!

 

ダウンドッグはシンプルに見えますが奥深いアーサナです。アライメント、重心、パワーバランスと方向性、視点などアーサナには意識すべき点が数多くあります。
これらをしっかり意識することで今までより効果的にかつ楽にアーサナが行えますよ!

om shanti,