10月27日、荷物をまとめてチェックアウトの準備だ。今回も随分世話になったホテルスタッフにギフトを渡す。
インドの香取慎吾と名付けたジーバン。長岡女子もお世話になったナイスガイ。
インドのジャニーズJr.と名付けた若者ギリッシュ。休憩中に起こしてごめん。
ちなみにここのマネージャーはインドの織田雄二と名付けた。「日本の俳優であなたに似ている人がいるのよ。」と言うと、「各国のツーリストに『私の国の俳優に似ている。』と言われるんだ。」とのこと。つまり彼はいわゆるインドの伊達男。
それと、友人からお古の携帯をゲットした。(新品でもRs1000程度)インド携帯はツーリストにとってかなりのスグレモノ。列車予約した場合、IRCTC(インド国鉄)経由でW/Lステータスや事前座席確認ができるし、フライト予約した場合は各航空会社からスケジュール変更などのSMSが飛んでくる。インドの交通機関においては頻繁に時間変更があるため大変便利なシロモノだ。
そして利用方法。いわゆる白ロムをゲットした場合も新品と同じく、携帯ショップでSIMカード(Rs200)を購入しチャージ(Rs100~)すればすぐに使える。私の例だが、外国人のSIM購入には
・パスポートの写真ページ コピー
・パスポートのビザページ コピー
が必要。加えてA4書類に必要事項を記入すればOK。インドではプリペイド式で都度チャージが一般的で、vodafoneやairtelなど携帯会社の看板が出てる「よろず屋(コンビニもどき)」で簡単にリチャージ可能。SIMを購入したケララ州内での通話料は1分Rs1=2円。
ツーリストが気をつけたいのは、SIMを購入した州外に出るとローミングが変わること。通話料が値上がり、発信はもとより受信でも課金されます。
さぁ、コバラムの面々に別れを告げ、携帯片手にトリバンドラム駅へ。
到着すると既に列車が入線していた。ゴア行き19:15発で、今は19時ジャスト。まだ余裕あるな~と列車に乗り込み5分後・・・
ズズズゥ~~~~~
動いてる!
お~い!まだ19:05ですけど!!
なぜ定刻10分前に発車したかは不明
まわりのインド人に聞いても不明
予約制の寝台車がこんなんでいいの?w
今日の寝床は2段ベッドの上。
Train#12431 Rajdhani Exp クラス:AC 2 Tier(2A) (Rs1746)
19:15 トリバンドラム・セントラル駅発
10:15 ゴア・マルガオン駅着
列車の車体には「 終点 H Nizamuddin (NZM) 」の表示。デリーまで南北縦断2日半かかるのね。飛行機なら4時間半なのに。列車料金は飛行機の1/3程度のため、インドの一般市民は列車移動するのだと思うと頭が下がる。
ちなみにゴア行きには色々な列車があるが、トリバンドラム発週3便(火・木・金)のラジダニ・エクスプレスがおすすめ。これでないと20時間以上かかる場合も。
さて、アラビア海沿いに北上しゴアにたどり着くまで15時間、1055Km。
インド列車に乗車する際の注意点として車内の盗難があげられる。大きな荷物は座席の下にワイヤーロックをつけて収納。盗難防止対策としてワイヤーを引っかける鉄棒が設置されているのだ。
貴重品が入ったバッグは枕にするといい。もし寝にくいなら同じくワイヤーに引っかけ、ジッパー部に南京錠をかけ、この鍵を小さなポーチに入れて枕の下に入れて寝る。もうできる限り用心して損はない。
しかし用心しながら寝るってムズカシイわ。おやすみなさい。
namaste,