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【ヨガ哲学】梵我一如


長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
 @yogathajp

 

ヨーガには、そのゴールとも言われるヴェーダンタ(ウパニシャッド)の教えがあります。

 

 

ヴェーダンタ

वेदान्त

梵我一如(ぼんがいちにょ)

 

 

これは、ブラフマン(宇宙の本質:梵)とアートマン(自己の本質:我)の究極的同一性を説く思想です。非二元論の哲学者シャンカラが最も著名とされています。

梵とは神ではなく、あらゆるところに始めから存在する生命の源と考えられます。仏教では梵(ブラフマン)が人格を伴って梵天として登場しますが、本来のインド思想にあっては自然そのもの、あるいは遍在する原理、または真理を指していました。

 

一方、我(アートマン)とは身体の中にあって他人と区別しうる不変の実体(魂)として考えられ「真我」と訳されます。 この個人の実体としての我が宇宙に遍在する梵と同一であることを悟ることによって、あらゆる苦しみや非現実的なものから自由になるということです。

 

ここでいう非現実とは非真実といってもよいですが「その存在が変化したりまたは消滅するもの」です。随って私たちの見ている世界のすべては非現実だと言えるのです。

 

なにやら難解な話ですが、ヨーガの背景にはこういった哲学があります。そして真実はヴェーダンタにあるということです。以下の動画が参考になります。

 

 

 

 

 

 

om shanti,