長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
私は2018年に第一子を出産しました。
もともと結婚というのもあまり現実的ではなかった私が、妊娠をも経験するとは我ながら驚きました。
これといった妊活もしていませんでした。
そんなアラフォーの私が
唯一妊娠前にしていたのは、
ヨガ的な暮らし。これだけです。
- 妊活中の女性
- 体質や食生活を改善したい
- ヨガ的な生活を知りたい
【 もくじ 】 2. ヨガ的な生活とは |
ヨガは不妊に効果あるの?
ヨガには自律神経や冷え性を改善し、血流を促進する効果があるといわれています。
呼吸法を用いてゆったりとした適度な運動に加え、心のリラクゼーションに役立ちます。
そのような背景から巷では
「子宝ヨガ」「妊活ヨガ」というクラスが存在します。
しかし実際参加した生徒の妊娠統計率は公表されていないのがほとんどです。
ヨガを指導している私としては、ヨガが心身にとって一定の良い影響があることは身をもって感じています。
しかし「妊活ヨガ」というネーミングで妊娠を希望する女性を集客するのはいささかリスキーな気がします。医学的根拠がない不確実な要素でクラスを開講するヨガスタジオは正直すごいとしか言いようがありません。
つまり
ヨガをしたら妊娠に至るか、というと
必ずしもそうではないと考えます。
ヨガをやるのはあくまで妊活のサポートであって、やはり年齢、既往症、長年蓄積した生活習慣など人によりけり。あくまで民間療法です。
でもやらないよりやったほうがいい。
歯切れが悪くて申し訳ありませんがそのくらい微妙なラインなのです。
ヨガ的な生活とは
既に不妊治療や妊活を実践している人が自分でできることといえば、さきほど申し上げた民間療法です。
ここではヨガのポーズのみならずヨガ的な食生活についてもお話しします。
1. 適切な運動・呼吸
自分でできる妊活として冷えとりや骨盤(子宮)の血流促進などの効果から、ヨガをはじめる人も多いでしょう。
このとき、特別「妊活ヨガ」というクラスを探す必要はありません。
まずは初心者にやさしく心がリラックスできる「ハタヨガ」でいいでしょう。
慣れてきたり好みによってはよりアクティブなヨガクラスもいいですし、とにかく骨盤周囲を丁寧に動かしてあげてください。
そして
最低3ヶ月は続けましょう!
ただ、ヨガを習慣にしても冷え性が改善しなかったり代謝が悪く汗をかけない人がいます。
その場合、
ヨガのポーズ以前に正しい呼吸法ができているかを確認してください。
というのも、ヨガッサに体験レッスンにいらっしゃる方の中には
「ヨガ経験はあるけど呼吸法がわからない。」
「今まで習っていたところでは深く呼吸しましょう~って言われただけです。」
とお聞きすることがあるからです。
何より呼吸は自律神経を司るので正しい呼吸法ができているか、気になる方は一度先生に確認してもらいましょう。
2. 適切な食事
ヨガ的な食事法はずばりベジタリアン(菜食主義)です。
とはいえ無理してベジになる必要はないし、栄養学や消化力を考慮しても日本人には和食があっていると思います。
私自身、主食は玄米か米粉パンで身体を冷やしたりアレルギー予防の観点で小麦粉は極力避けています。
ホームベーカリーで作る米粉パンについてはこちらをどうぞ。
そして主食に加え魚や鶏肉も食べます。食事に油・砂糖・ドレッシング類は使いません。
調味料といえば味噌や僅かな岩塩で素材の味を生かしていただきます。
そして主人特製「チカラスープ」をよく採っています。
隣の晩ごはん企画!?私の健康食をご紹介 byおとなじま整体院
またスーパーで食品を買う時は成分表示を見ます。面倒ですができる限り食品添加物を避けるためです。
この他、ヨガは食物のもつエネルギーの性質(グナ)を以下の3つに分類しています。
✔ サットヴァ的な食べ物
ヨガに真剣に取り組む人の純粋な食事。
必要な栄養素に加え身体を穏やかに保つ。同時に心を鎮め潜在能力を引き出す。
・新鮮な野菜、果物
・穀物
・豆類、ナッツ
・蜂蜜、ハーブティ
・牛乳、バター、チーズ・・・
(ベジタリアンの中には卵や乳製品を採らない人もいます=彼らをビーガンといいます。)
✔ ラジャス的な食べ物
心身の均衡を崩し、心をないがしろにし身体のみを養う食事。
身体に過剰な刺激を与え心が落ち着かなくなる。
・魚、卵、塩、チョコレート
・コーヒー、紅茶
・辛味、苦味、酸味が強いもの
・香辛料、味付けが濃いもの
・乾燥や塩漬けされたもの
✔ タマス的な食べ物
心身にとって何の利益もない食事。
身体の抵抗力が低下し、理性のはたらきが鈍化し無気力感が増長する。心には怒りや貪欲さのような暗い感情が満ちる。
・肉、アルコール、タバコ
・たまねぎ、にんにく
・鮮度の落ちたもの
・醗酵食品、熟し過ぎなもの
・冷えたもの
・食品添加物が含まれたもの
心身にとって何の利益もないなんて、タマスは酷い言われようですねw
焼肉やにんにくたっぷりラーメンはまだしも、発酵食品や添加物を避けて生きていくのはかなり困難です。
このようにヨガでは食物にも固有のエネルギーがあり各々に性質があると考えています。
そのうちサットヴァな(純粋なエネルギーに満ちた)食物の摂取を推奨しています。
これはヨガと繋がりの深いアーユルヴェーダにもいえますが、私たちの心身とその健康は私たちが口にしたものから作られるためです。
3. 白湯のススメ
妊活においては身体を温めるものを摂取し、冷たい食事や飲料はいただきません。
アーユルヴェーダでも白湯を勧めています。
以前ヨガッサでワークショップを行っていただいた、アーユルヴェーダサロン・カナディールの智美さんの記事をご紹介しておきます。
4. 適切なリラクゼーション・心を整える
いくら良質な食事法を実践していても、仕事が激務だったり家庭内でストレスを抱えていては自律神経系に悪影響を与えます。
その解消にはヨガのポーズもさることながら、瞑想の実践や哲学を学ぶこともおすすめ。
正しい思考と行動を選択することで心が穏やかになる=どうすれば自分らしくリラックスして日々を過ごせるのか。
そのヒントが得られることでしょう。
・リラックスのためのカンタン瞑想
一度でもヨガを経験したことがある人は、是非ご自宅でシャバーサナを行ってください。
おすすめは夜ベッドに入ってシャバーサナをしてそのまま寝てしまう、これなら簡単ですね!
シャバーサナが何かわからない!という人は、最寄りのヨガスタジオ/教室に足を運んでくださいね。
まとめ
ヨガのポーズのみならず、是非ヨガ的な暮らしをできることからはじめてみてください。
最後に、実は「ヨガ的妊活」ってシバナンダヨガの教えにもつながります。
心身ともに健康になることで、不妊やひいては病気を乗り越えていけたらいいですね。
om shanti,