シバナンダヨガ ピンチャマユラーサナ

【ヨガ哲学】シバナンダヨガが提唱するヨガの5つのポイント


長岡市のヨガ教室 yogatha
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。

今回はシバナンダヨガについて説明します。

 

 

シバナンダヨガ

 

シバナンダヨガとは

身体を動かすアーサナだけでなく、瞑想や呼吸法(プラナヤマ)等の要素を同等に重視します。心、身体、精神、知性の「バランス感覚」を取り戻すことを提唱し、現在主流派になりつつある身体を酷使するヨガに対し、ゆったりとした流れで行う「癒しのヨガ」といえます。

 

 

シバナンダヨガ

元西洋医学の医師であり、ヨガと健康に関する200冊以上の著書でもあるスワミ・シバナンダ・サラスワティ(1963年没)が確立しました。

 

 

 

シバナンダヨガ ヴィシュヌ・デバナンダ

さらに、彼の高弟でありインターナショナル・シバナンダヨガ・ヴェーダンタセンターの創設者であるスワミ・ヴィシュヌ・デバナンダ(1993年没)によって世界中に伝えられた、インドの伝統的なヨガです。

 

 

 

 

クラスの特徴

クラスの流れは美しいサンスクリット語のチャンティング(祈り)からはじまります。プラナヤマ、太陽礼拝、主に背骨にアプローチする12の古典的な基本アーサナと、リラクゼーションからなる瞑想的なヨガです。

また、シバナンダヨガの教えは「ヨガの5つのポイント」という概念に基づいて、心身はもとより生活習慣にも言及しています。

 

適切な運動
ー アーサナ

適切な呼吸
ー プラナヤマ

適切なリラクゼーション
ー シャバーサナ

適切な食事
ー ベジタリアン

ポジティブシンキングと瞑想
ー ヴェーダンタ哲学

 

 

 

 

ミーラ美樹の独断的印象

ミーラ美樹がハタヨガや陰ヨガを練習したのちに出会ったのがシバナンダヨガでした。はじめてクラスに参加したとき、まずは先生が唄う美しいマントラがとても印象的でした。クラス全体が厳かで神秘的な世界観を醸し出していて、「なんか今までのヨガと違う!」そう感じました。

 

呼吸法を行うのも特徴的ですね。その後太陽礼拝からはじまり、基本的でポピュラーなアーサナで構成されます。ペースもゆったりしていて終始穏やかな雰囲気です。しかし静止時間が長いため、心地よいポジションに身を置く必要があります。地味にキツイ。そんな印象です。

 

シバナンダヨガの先生のタイプとしては、薄化粧かノーメイク、ナチュラル系、おっとりとした雰囲気の方が多いです。これはクラス全体にも影響し、おおらかで優しい雰囲気を醸し出しています。ゆえに安心感を感じられることでしょう。

 

生徒さんのタイプとしては、アンチエイジングやダイエットを追い求めるような女性特有の欲求を満たすためというより、心身の調整やリラックス目的の方が多いようです。

 

 

 

こんな人におすすめ

・初心者から経験者までどなたでも

・インドの伝統的なヨガに興味がある

・マントラやスピリチュアルな感覚に興味がある

・「あなたって変わってるね!」が最高の褒め言葉な人

・特に後屈が苦手な人

・シールシャーサナをマスターしたい人