長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
3月より、ヨガッサのRYT200ヨガ指導者養成講座・第2期がスタートしました。
県内各所から、ヨガの指導者を目指す方、資格取得を目的とされる方、特に指導者になるつもりはないけれどご自身の学びを深めたい方など、様々な目標を抱いて、お集まりいただきました!
RYT200 ヨガ指導者養成講座
本日の講義は以下の通り。
座学
イントロダクション
試験概要説明
ヨガについて
アーサナ実践・指導法
坐法
はじめてお会いする受講生同士、ペアになって自己紹介をしていただきました。
みんな初日は緊張するものですが、これから同じ目標をもって学ぶ第2期生として、少しずつ打ち解けていくことでしょう。
そして、ヨガ指導者養成講座のアウトラインや、それに伴う課題や試験などのガイドラインを説明。これから卒業に至るまでに様々なミッションをクリアしていく訳ですね。
RYT200は主に座学パートと実践パートに分類されますが、実践として本日は坐法について学びました。
坐法とは・・・
「アーサナ」のことを指しますが、
「住まい」「休息」という意味もあるのですよ。
即ち、アーサナというのは、
安定していて快適であるべき
という、ヨーガスートラ第2章46節で
言及されていることの実践に尽きます。
スティラ スカン アーサナン
訳:安定して、快適な姿勢がアーサナです
ヨーガスートラで示されたYOGAの最終目的は、心を収め、苦悩から自由になること。
そのために、自分自身の真実のままでいること。
自分の本質を見極めるために、YOGAの練習の中で瞑想は欠くことができない大事な行法とみなされます。
そして、心と向き合うために静かに座る姿勢を、アーサナといいます。
引用元:「やさしく学ぶYOGA哲学
ヨーガスートラ」向井田みお
現代はダイエットやアンチエイジングなど美容目的、または運動不足解消など主に体のケアを目的として、幅広い年代で行われているヨガ。
しかし、「安定していて快適」とは体のみならずそこにある心をも指すのだと断ずるに、疑いの余地はありません。
内側の道具である体や心を整え慈しむにつれ、価値の見極め(ヴィヴェーカ)とともに手放し(ヴァイラーギャ)が起こります。
そうして混乱のない整えられた器に知性が宿ります。すると、いよいよヨーガを練習する人が学ぶべき聖典、ヴェーダーンタの言葉が響き始めるといいます。
さて、以下の坐法は、関節への負荷を考慮する必要があります。
禁忌事項を知るのも大切な指導者の役割。
蓮華座
パドマーサナ
英雄座
ヴィラーサナ
RYT200のヨガッサオリジナル・アーサナブックでも、モデルを務めるアンジャリ厚子先生↑
上記の他、安楽座など基本的な坐法の練習と指導のためのガイダンスをペアワークで実践しました。
どのような手順で坐法を整えるのか、どのような言葉ならうまく伝わりやすいのか。
ガイダンスについては、はじめは「言葉で人を誘導すること」の難しさに直面するものです。これは次回詳しく学んでいきます。
このように講義中は、座学と実践を織り交ぜて楽しく勉強しています。
座学は可能な限り一方通行ではなく、あるトピックについて受講生同士で自己体験をシェアしたり意見交換し、発言していただきます。
受講生参加型の授業は、自らの考えを他人にわかりやすく言語化する練習に他なりません。
聞き取りやすい声量やリズムで伝える、というヨガ指導者としての資質向上にも役立つのですね。
わからないことはそのままにせず質問すること。
自分の考えをわかりやすい言葉で説明すること。
他人が聞き取りやすい声量やリズムを考慮すること。
これがアーサナ指導におけるはじまりなのかもしれませんね。
om shanti,