長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
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ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
今回は、スワミ・シバナンダ ジ(先生)についてご紹介します。
1887年9月8日。
南インドのバラモン階級の家庭に生まれた彼は、幼い頃からスピリチュアリティに満ちていました。
その後、彼をつき動かす原動力は慈悲に奉仕することであり、西洋医学の医師になったのもその理由からです。赴任先のマレーシアでは長年に渡り貧しい人々に奉仕しました。その間、健康についてのさまざまな著述活動を行いましたが、身体同様に心を救う方法を模索した結果、まずは自身が悟らなくてはと出家を決意し医師としての人生を放棄しました。
インドに戻った彼はヒマラヤのリシケシに定着し厳しい修行を重ね、スワミ・シバナンダ・サラスワティとしてサンヤシのイニシエーションを受けました。
それから7年間、大半の時間を瞑想に費やしながらも小さな診療所を作り、人々に奉仕しているうちに沢山の弟子や信奉者が集まってきました。
1930年初頭にサーマディ(悟り)に達した彼は頻繁にインド各地やスリランカに講演の旅に出かけ、そのスピリチュアルなカリスマ性、力強い活気に満ちた声から発せられる雄弁な言葉の数々は人々の心、そして魂を揺さぶりました。
1932年にシバナンダ・アシュラムを開設し、1936年にはDivine life Society、1948年にはThe Yoga Vedanta Forest Academy大学を創設しました。 彼の教えはすべての宗教の基本教義を具体化し、あらゆるヨガの道をひとつにまとめた「統合されたヨガ」です。その概要は、
“Serve, Love, Give,
Purify, Meditate, Realize”
Serve:
見返りを期待せずに奉仕しなさい
Love:
万物の中に神を見て愛しなさい
Give:
惜しみなく与えなさい
Purify:
純粋で清らかな生活をしなさい
Meditate:
瞑想しなさい
Realize:
自分が何であるかを識りなさい
彼の人生は無私の奉仕、カルマヨガの理念のお手本です。何でも惜しまずに与えGivananda(ギバナンダ:give)と呼ばれる程でした。
彼は健康や愛と奉仕のメッセージを200冊以上の著書で記しています。今では世界中にあらゆる国籍、宗教の弟子が存在します。
そしてスワミ・シバナンダは1963年7月14日にマハ・サマディ(肉体を離れること)に入られました。
om shanti,