タイ渡航前に書き溜めた記事を、予約投稿で公開しています。
1/17~2/8の渡航期間中は、タイムリーな情報は提供できませんが、
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(この日は、バンコクからクラビに移動のはず)
続4月19日午後、ミラノにてブレラ美術館を見学。イタリア絵画の名作が数多くあり、特に15~18世紀のヴェネツィア派、ロンバルディア派が充実している。
10日間のイタリアツアーも今日が最終日。
最後の晩餐。
レストランを貸切で。10日間も一緒に旅をしていれば
みな自然と仲良くなり、会話も弾む。
前菜。イタリアに来て思うのだが、生ハムはどこで食べても美味しい。
ジューシーな生ハムに濃厚チーズにワインを食すイタリア人が太るのも、うなづける。
チーズのリゾット。シンプルなのにめちゃくちゃ美味しい!
ご飯の固さも絶妙で、チーズの旨味が前面に出ている。
メインのミラノ風カツレツだというが・・・これはいまいちだな。
シメのカプチーノ。お砂糖のパッケージがかわいいw
今回の旅でいただくお食事は、
前菜→パスタやリゾット→メインの3品コースだが、私には量が多いし、
メインの”いかにもお肉”はあまり食べたくないしで困った。
イタリア料理も毎日となると胃が持たれ、旅中は膨満感が続いた。
やっぱり和食が一番ヘルシーでいいな。
今日は特にトラブルのない、平和な一日だった。
ホテルに戻ると、ヴェローナで手に入れた唯一の自分土産を試着してみた。
はい、仮面舞踏会(マスカレード)でつけるマスクですw
こんなものを欲しがった私の人格が疑われそうですw
いったい、いつ、どこで、これを着用するのでしょうか?(笑)
ですが、周りのツアーメンバーにも、つけてつけて!とか
貸して!と言われ、結構盛り上がりました。
ヴェネツィアでは、このマスクをつけて参加する
カーニバルが毎年行われるそうですよ。
一晩開けて、いよいよ帰国の4月20日。
アリタリア航空
14:35 ミラノ空港発 AZ-0786便
19:00 成田空港着
今回の旅を振り返る。
イタリアは日本より国土が狭い。
しかし、44の文化遺産と3つの自然遺産を残す、
ユネスコ世界遺産の登録数が世界第一位の国だ。
歴史の起源ともいえるヨーロッパ故ではあるが、
ポンペイやローマのような1~2世紀の面影を残す都市や、
その他の都市においても、歴史的建造物と現代の公共/商業施設が
美しく調和しており、見事な芸術的バランスを保っていた。
このイタリアの街を歩いて思うのは、
日本の都市がいかに歴史を無視し、破壊し、灰色の
コンクリートビルディングを建設してきたか、ということだ。
都市部の美的センスのなさには、落胆する方も多いだろう。
だからこそ、白川郷や京都の街並みは維持して欲しいと思う。
このように歴史に彩られたイタリアは
観光客も当然多く、ハネムーナーのメッカであろう。
インドとは違った意味で、一生に一度は訪れるべき国だと思う。
【 旅 程 】
ローマ → バチカン市国 → ナポリ → マテーラ →
アルベロベッロ → ポンペイ → アマルフィ → シエナ →
フィレンツェ → ピサ → ヴェネツィア → ヴェローナ → ミラノ
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そして、今回はじめて添乗員付き団体ツアーに参加したが、
ここまでの記事で多くのトラブルを記した通り、
添乗員の腕次第で良くも悪くもなる。
旅行会社選びもさることながら、添乗員を選べないのが難点。
さらに、個人旅行に慣れきってしまった私にとって、
10日間足らずの団体行動と、日々の時間厳守は、
多くの気遣いを要し、精神的に疲れるものであった。
土地勘がなくても、地図を片手に迷っても、
多少言葉に困ったとしても、おぜん立てされた旅より
自由な個人旅行がいい。という結論に達した。
旅=自分の足で見つける新しい発見
未知であるからこそ楽しい冒険
がいいなぁ。
だが、今回の旅は両親のための旅行だったので、その点ではよかった。
彼らをフォローすることで、少しは親孝行もできたかしら。
なんにせよ、両親と過ごす異国での10日間は貴重でとても楽しく、
トラブルを振り返っては笑える、いい思い出となった。
(イタリア旅行記 2012 完)