4月16日、ナポリからソレント、ポジターノと、
バスは海岸線をひた走り、アマルフィへ。
■ 世界遺産 ■
【名称】 アマルフィターナ海岸
【種別】 文化遺産
【登録】 1997年
アマルフィターナ海岸は、イタリアの中央部、ソレント半島南岸の海岸で、
ヴィエトリ・スル・マーレからアマルフィを通って、サレルノまで延びる40kmの海岸線。
垂直に切り立った岩の絶壁、無数の入江、しがみつく様につくられた村落、
エメラルド色に輝くティレニア海など、変化に富んだ絶景が、
降り注ぐ太陽の下でパノラマ状に広がり、世界一美しい海岸と言われている。
また、オリーブ、レモン、ぶどうの畑など
自然の地形を巧みに生かした土地利用は、見事な文化的景観を誇っている。
■ヴェスビオ火山
■ポジターノの丘
ビューポイント・ポジターノの丘から見た景色。
この日は生憎の曇り空だが、晴れた日は、碧い海と空、
輝く太陽に照らされた地上の楽園、世界一美しい海岸と評判だ。
向こうに浮かぶのは、「青の洞窟」という
有名な観光スポットを有する、カプリ島。
■ポジターノ
切り立った断崖とエメラルドの海が複雑に入り組み、その美しさは絵画的。
右に見えるのは、高級リゾートとしても有名な、ポジターノ。
ヨーロッパ各地のセレブの別荘地で、観光客も多く訪れる。
ここから、「エメラルドの洞窟」に行く予定だったが
生憎のシケで船が出なかった。残念。
■アマルフィ
海岸沿いの最大の町、アマルフィに到着。織田雄二主演の
「アマルフィ~ 女神の報酬 ~」で、彼が奔走したドゥオーモと広場周辺。
町を見下ろすように建つドゥオーモの正面は、さまざまな色石のモザイクで飾られ、
太陽の光を受けて輝く。左側には、ロマネスク風の天国の回廊がある。
イタリアンデザートといえばジェラート。ジェラートショップのお兄さんとの一枚。
イタリアは、だいたいの観光地で英語が通じる。
アマルフィの街並み。小さな雑貨屋や土産物屋が立ち並び可愛らしい。
ランチはペスカトーレ。
ナスをチキンで巻いた、メインディッシュ。
ランチ後、80km先のナポリに戻り、
さらにユーロスターで、フィレンツェに向かう予定の一行。
ナポリ駅に到着して、乗車予定の列車を待つ私たちの目の前で
また、添乗員Aさんがあたふたしはじめたw
「私たちが乗る列車が、まだ入線してない!おかしい!」
駅の電光掲示板を見に行ったり、ホームを行ったり来たりする添乗員Aさん。
もう、発車まで15分を切っているのに、だいじょうぶか?
・・・すると、以前から何度かイタリアを訪れた経験のある
ツアーメンバーの中心的存在・Kさんが言った。
「フィレンツェ行きを探しても、ないだろう。
ほら、3番線のミラノ行きの列車に乗車して、
フィレンツェで途中下車するんじゃないのか?」
Kさん、正解!!
添乗員Aさんが慌てて確認したあと、
ツアーメンバーはスーツケースをガラガラと引きながら
Kさんの示した、ミラノ行と表示された列車に飛び乗った。
言葉も通じない異国の地で、添乗員Aさんにその身を預けている
ツアーメンバーは、不信感を感じずにはいられない様子だ。
Aさんへの信頼度が、日に日にマイナスになるのがわかる。
気を取り直して・・・
ユーロスターは2等車だったが、日本の新幹線と同様の快適さ。
移動中は、東京から参加の看護師3人組と、
ワイン片手に小宴会になった。
ユーロスターにて、フィレンツェにやってまいりました。
フィレンツェは、かつて読んだ小説の舞台で、一番楽しみにしていた街。
ciao,