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ハンピ編 #1 【移動】経由地ホスペットからハンピの移動方法、ちょっと贅沢をして「ランジャナ・ゲストハウス」に飛び込んだ!


2月15日、バス旅は列車と違ってちっとも眠れない。
重い瞼を持ち上げると目の前には赤く染まりゆく地平線が。
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荒涼な大地に昇る朝日は赤く、大きく、美しかった。
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ガチガチに固まった体を起こし、朝のトイレ&食事タイム。
ドライブインで飲んだチャイはあたたかく湯気が立ちのぼり
疲れた体をやさしく包んでくれるかのような、ほのかな甘さだった。
バスはホスペットを目指しひた走る。
窓の外を眺めるとそれまでの大地と草木だけの景色が
背景に岩山を従えてゆく。岩に囲まれみるみる変わる景色は
目的地が近いことを私たちに知らせてくれる。
バス旅のよさをやっと実感できた。
結局バスは2時間遅れ。
17時間の長距離バス移動は幕を閉じた。

さて、ハンピはカルナータカ州の小さな村なのでバスは通っていない。
ハンピを目指す者たちは中継地点のホスペットで下車した。
ここから先はリキシャで30分もすれば到着するという。
私はバススタンドで待ち構えていたリキシャーマン10人にすぐさま囲まれた。
男たちは同業者同士で値踏みしはじめ、しまいには誰が客を取るかで喧嘩になり
相場は値崩れ。私は最安値を提示した男を指名し、
何の交渉もなしに相場の1/3で乗車した。(Rs40)
なんて馬鹿なリキシャーマンズ。
ハンピに到着すると、地球の歩き方で目星をつけていた
ランジャナ・ゲストハウスを訪れた。
1Fのシングルルームも空いていたが窓が小さく暗かったため
2Fのダブルルームに決めた。(Rs1300)
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部屋の外にはカフェスぺース。読書しながらぼぉっとするのもいい。
ルームサービスあり、ネット環境なし。
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階段を上がると洗濯物干し場がある。
3時間もあれば乾いてしまうドライな気候。
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宿のスタッフお手製であろう、ウソップの武器が置かれているw
隣室の西洋人に軽く挨拶したあと「これは何に使うの?」と尋ねると
「ハンピは猿がいるから寄ってきたらこれで撃退するんだ。」と
ウィンクさながらに片目をつぶり打つマネをしてくれた。
あぶねーなー。こっち向けるなよ。と内心うらぶれる私(爆)
その数十分後、本当に猿が現れ
彼はその武器を片手に見事撃退していた(笑)ウソップ―!
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これを天蓋と言うなかれ。女子がステキー!と騒ぐ代物ではない。
蚊が多いハンピはどの宿にもこうして蚊帳があるのだ。
室内は広く清潔でホットシャワーは18時からだと言われたが
オーナーに頼めばいつでもOKだった。(1Fのシングルルームは水シャワー)
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何より2Fに決めた一番の理由はすぐそこに(右)
世界遺産ヴィルーパークシャー寺院が見えるからだ。
Ranjana Gest House
ADD:Behind Govemment School
TEL:+91-08394-241696
予約方法:飛び込み
主要都市からアクセスしずらいハンピは
ツーリストで込み合うこともなく基本飛び込みで問題ない。
とはいえガイドブック掲載で好立地の良宿から埋まる傾向。(1件は満室で断られた)
ハンピバザール付近の宿の多くはルーフトップがあり
ヴィルパークシャー寺院ビューが配慮されているが少々高い。
バザールから離れるほど価格が落ちる仕組み。ただし
トゥンガバドラー川のほとりに立つコテージ宿はRs2000近い。
さて、荷物をほどき、シャワーをして
ひとまず寝よう。おやすみなさい。
namaste,