長岡市のヨガ教室 yogatha
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
こちらの旅行記は
2011年 インド、カジュラホ編 #3です。
続11月4日。
マディヤ・プラデーシュ州の小さな村カジュラホーは世界遺産で有名。 宿泊先のLakeside Hotelから徒歩1分という好立地に最大規模の寺院群(西群)がある。さらに東群・南群に別れ、歩いても行ける距離なのだ。
見学時間:日の出から日没
料金:Rs250
■Vishvanatha Temple ヴィシュバナータ寺院 (1002年)
東西に連なるシカラ(塔)は東から西へ向かって段々に高くなるように造られています。主としてシカラの下部に神々や空想上、神話上の生き物、天女、ミトゥナと呼ばれる抱き合い性交する男女の彫像が刻まれています。
目もくらむような数々のミトゥナ像
ガネーシャ 職場PCでご覧の方は 以下、背後に気を付けてください
きゃー!
やーん!
■Nandi Temple ナンディー堂
ヴィシュワナータ寺院に付属する建物で、シヴァ神に仕える雄牛ナンディーを安置します
ナンディー
■Varaha Temple ヴァラーハ寺院 (10世紀初頭)
ヴィシュヌ神の化身のひとつであるイノシシを本尊とします
■Matangesvara Temple マタンゲシュワーラ寺院 (900年~925年頃)
シヴァ神を奉る寺院に見られるシヴァリンガ(シヴァの男根)がそびえます
■Lakshmana Temple ラクシュマナ寺院 (930~950年頃)
成熟期のチャンデーラ様式寺院のなかでもっとも古く、ヴィシュヌ神の化身で三つの頭と四本の腕を有するヴァイクンタに奉げられたものです
さぁ、ふたたび背後に注意して スクロールしてください
左の人、斧は置こうよw
■Kandariya Mahadeva Temple カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院 (11世紀)
西群寺院内の左奥に位置するカジュラホーで最も大きな寺院でシヴァ神を奉っています
■Mahadeva Temple マハーデーヴァ寺院
動物と人間との交わりを描いた彫刻
■Chitragupta Temple チトラグプタ寺院 (11世紀初頭) 西群寺院内の右奥に位置します
ミトゥナ像を含む官能的なレリーフ群には諸説あります。
豊穣祈願が込められている、インド古代の性典カーマ・スートラを現わした、当時の権力者の生活を表現した、はたまたラージャヨガの八支則にあるYama ヤマ = 禁戒・慎むべきことに含まれるブラマチャリヤ(貞節、性的エネルギーの昇華)を果たすための修行説などなど。
しかしながら、千年前の真意は不明です。
インドといえばタージマハルが有名ですが、正直写真や絵葉書そのまんまという印象で訴えかけてくるものがありませんでした。
対してこちらの寺院群はその彫刻の美しさに言葉を失いました。人によっては嫌悪するかもしれませんが。私がインドで見た世界遺産で一番素晴らしかったです。
namaste,