長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
11月1日、既に6パック以上の点滴をしている。
昨日は容態が安定してから車椅子で個室に移り、病院服に着替えて身長と体重を計った。日本を出てから4kg減っていた。
その後、クレジットカードでRs10000のデポジットを支払った。余った治療費はキャッシュで返金するシステムらしい。
そして帰国後、海外旅行保険の手続きを行うべく、すべてのレシートとドクターの診断書を手に入れた。診断書には、
diagnosis:acute gastroenteritis
と書いてあった。
急性胃腸炎ですね。
そうだろうな、と思った。
インドで食文化や水が合わない外国人が罹る典型的症状である。まず下痢、次に食欲不振と嘔吐、悪化すると胃腸炎となる。
個室(Rs3000)は相部屋の倍の金額だったが、「個室はシャワーもありますよ。」の一言で即決した。
一ヶ月ぶりに浴びたホットシャワーは私を生き返らせた。
そしてここでは何も困ることがなかった。
インドで困ることがないというのは奇跡に近かった。
点滴はこの程度の症状ならあっという間に回復させてくれる。
私は安心して眠りについた。
翌日も点滴は続いた。
そして「もう一晩ここにいた方がいいと思うわ。」そう看護師に言われたが、ドクターに許可をもらい夕方退院させてもらうことにした。1Fで薬を処方してもらい、デポジットの残金をキャッシュで返金してもらい、すべての退院準備を整えた。
病院を出た途端、またフラフラしたらどうしよう・・・そんな不安はあったが気を引き締めてタクシーを捕まえた。ここから15km程先のコルヴァビーチに行けば宿泊先も見つかるだろう。私は夜の街を走るタクシーの車内で少しずつ頭の回転速度を上げていった。
病み上がりで旅を急ぐのは危険だが、インドOUTまであと10日しかなかった。
その前に北インドに移動してカジュラホーとバラナシに行かなくては。乗り過ごしたフライトと列車の手配もしなくては。考えることと行動しなきゃいけないことはたくさんある。だけどまずは宿を探さなきゃ・・・。
コルヴァビーチに到着し、いくつかの宿を当たって満室で断られたのち、ガルシアコテージホテルに決めた。
どこの土地に行っても安くていい宿から埋まっていくものだが、ガルシアコテージはバックパッカーにしては高価な方だった。(Rs1800)
日本円だと4000円くらい。パロレムビーチで宿泊したクソ暑いゲストハウスなら6泊できる価格だった。しかし今の私はエアコンなし、水シャワーのボロ部屋は遠慮したかった。宿代はクレカで支払った。
すこしの気怠さは否めないがだいぶ気分もよくなってきた。今夜はとにかく休もう。
おやすみなさい。
namaste,