続々3月7日、小雨降るマカオ弾丸ツアーは続く。
地図を片手に歩いていると、大きな建物が目の前に・・・
■聖ポール天主堂跡 (世界遺産群)
マカオのシンボル的観光地である天主堂は、
17世紀初頭にイエスズ会が建てたもの。
ポルトガル人だけでなく長崎を追われた
日本人キリシタンたちも加わり、20年の歳月をかけて建造された。
当時は東洋一の壮大な美しい教会だったそう。
階段を上った眼下の風景。
地球の歩き方<香港>の後ろ10ページに掲載の
<マカオ>を切り取って持参したガイドブックならぬガイド紙。
歩き方を一冊持参するとバックパックが重くなってしまうので。
マカオは中国本土からの観光客が多いようだが
道すがらの日本人グループとちょこっと話した。
ひとりで来てます、と言うと「さびしいわねぇ。」。
特別さびしくはないけど、独り言が多くなりますね(笑
ここはどこだよー? 疲れたー! 喉かわいたー! とか。
1835年の火災により、建物正面の壁麺と階段壁の一部となってしまった。
それゆえ、ハリボテのようである(笑
■モンテの砦 (世界遺産群)
17世紀、イエスズ会信徒によって築かれた22門の大砲をもつ砦。
1622年には攻めてきたオランダ軍を撃退したという。
ちなみに砦の大砲は海向きの3方にあって、中国本土を向いていない。
つまり当時から中国と戦争する意思はないことを表している。
ポルトガル領だったマカオはクリスチャンが多い。
ここは小高い丘になっていて、市内はもちろん
南シナ海まで見渡せる絶好の展望台ともなっている。
階段を上るため足が悪い方にはおすすめしないスポット。
多謝,