長岡市のヨガ教室 yogatha
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
この度、全米ヨガアライアンス規定RYT500のティーチャーズトレーニング(以下TT)300hを受講するため、オーストラリアに行ってきます。
なぜオーストラリア?
そう聞かれます。
国内において、200hのTTはゴロゴロあるのですが、更に上級のTTとなると限られています。新潟在住ですと東京に通って数ヶ月から年単位で勉強することになるでしょう。すると毎週土日は潰れるし、時間もかかるし、何よりモチベーションが続かないと思った為です。しかも受講費高いし。
今回私がお世話になるバイロンヨガセンターだったら、現地受講費にベジタリアンの食事と寝床(シェアルーム)に往復航空券合わせても、日本より安いと思う・・・といっても50万はかかるけど。
え!50万!高い!
とお思いですよね。
しかし、300hのTT受講費は国内だとさらに高額ですし。
民間の資格ビジネスってこんなもんじゃないの?
ってことでOTAKAに聞いてみると、過去に2日で20万の研修を受講したことあるよ、と。中には250万の研修もあるそうな。オイオイ、車買えるよ。
・・・お金の話はさておき汗
出典元:byron yoga center
バイロンヨガセンターを選んだのにはもう一つ理由があります。このセンターは1988年にジョン・オギルヴィ先生によって設立された、オーストラリアで最も古いヨガスクールなのです。このジョン先生は世界を股にかけて活動されており、過去に日本のヨガフェスタやワークショップ等で来日されています。
そんな先生の教えを乞うチャンスがタイミングよくやってきた、そんなところです。
出典元:byron yoga center
そして、このセンターでの生活はインドとはまるで別世界と予想されます。
インドのアシュラムは冬でも水シャワー。トイレに紙なし。手洗濯。食事は3食カレーのみ。ひ弱な日本人にとっては衛生状態も悪いし、水が合わなくて激しい胃腸炎にもなり。ヤモリや蚊や蟻と格闘必至な汚いドミトリー。・・・と、こんな環境で一ヶ月間過ごしました。
対してオーストラリアのセンターは、ホットシャワーはもちろんプール併設。洗濯機完備。アーユルヴェーダに基づいたバリエーション豊かな食事。そして綺麗なシェアルームで寝れる。さらに、インドでは下界との通信を禁止されたスマホも使い放題のWIFI無料完備。
出典元:byron yoga center
あまりに天国すぎて、ちっとも精神修行にならない気がするのは私がインド経験者ゆえでしょう。ちなみにカイラビニも私と同じインドのアシュラム卒業生で、その後アメリカのアシュラムも卒業しましたが、同様に現代的な生活に対する幸せを味わったそうです。
また、パーソナルスペースやプライバシーが発達した社会に暮らす日本人にとって、他の受講生との共同生活自体がストレスかもしれません。しかし、私たちにとっては衛生的で現代的な環境下で勉強できるだけで天国なのですね。
だからもしあなたが、将来ヨガの先生になりたかったり、たとえば今の生活が息苦しかったり或いは生きること自体に疲れたら。
是非インド(できれば地方)に行ってください!
土地のエネルギーやそこに暮らすインド人の生命力は果てしなく力強く、そして自分(の悩み)がちっぽけで、普段どれだけ文明の恩恵を受けていて、それがいかに有難いものであるか体感できるから。
なぁんて、私はこれからオーストラリア生活に旅立つんですけどね。現地では朝6:00からプログラムがはじまり夜8時まで。みっちり学んできます。
皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願い致します。
om shanti,