ミーラ美樹のヨガアライアンスRYT500のティーチャートレーニング記録。過去の記録は以下です。
事前準備編 #1 費用全公開!
バイロンベイ編 #1 環境も食事も天国すぎる!
バイロンベイ編 #2 TTも二度目ともなると余裕かも
トレーニングにおいては様々な指導スキルを学びます。今回、非常に現代的で重視すべき点がありましたので記しておきます。
ヨガ人口増加に伴う安全性について
昨今のヨガ業界の流れとして、レッスンにおいての安全性が最重視されています。ヨガが広く一般の方に親しまれ国内のヨガ人口も年々増加しています。と同時に、レッスン中の怪我や事故なども多発傾向にあるようです。
この状況を受け、ヨガ安全指導員/ヨガの保険というインストラクター向けの講習も注目されています。これはインストラクターが生徒さんを怪我から守ること、また万が一事故発生時の保険加入を勧めている訳ですね。
プロップスを使うことの利点
今回のトレーニングでも初心者への対応、既往症や怪我がある人への対応、妊婦さんへの対応など主にプロップスを用いた様々なケーススタディがなされました。
プロップスとはアーサナを行う際の補助具のことで、ブロック、ストラップ(ベルト)、ボルスターやブランケットを用いて、より安全にヨガを行う道具です。主にアイアンガーヨガやリストラティブヨガのインストラクターはこういった物の使い方を熟知していますね。
yogathaではこれらを使うことはないのですが、唯一シニア向けの今朝白高齢者センターでのレッスンでは使用しています。とはいえ専門的な道具はないので座布団を利用するのですが、その場にあるもので代用できる知識があると、様々な生徒さんを安全に指導することができますね。
こちらは椅子を用いるケース。
プロップスがなくとも、足腰の弱いシニアの方に有効な代用具です。
しかし流派によってはプロップスを使わない為、その正しい使い方を教わらないまま現場に出ている、というインストラクターもいるでしょう。まぁプロップスがなければないで難しいアーサナをさせなければいい、で片づけることもできます。ただ、プロップスにはアライメントを整えるなど補助的役割の他、アーサナをもう一段階深めることにも繋がります。
基本的な使い方を身に着けておいて損はしないので、より多くのインストラクターがプロップスと仲良くなれるといいですね。
そして、生徒さんにはどうかご自身の許容範囲を見誤らずに身体と仲良く。ヨガを安全に楽しんでいただけると幸いです。
次回は、バイロンベイの休日の過ごし方など観光情報についてご紹介します。
om shanti,