長岡市のヨガ教室yogatha
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
さて、前回のヨガアライアンス【E-RYT200】を更新しましたの記事でインストラクターの資格事情を述べました。今回はその働き方についてお話しします。
ヨガインストラクターの働き方
まず、ヨガの資格取得後、どのような働き方があるのでしょうか?
① スタジオやフィットネスジムで正社員または契約社員として雇用される
② スタジオやフィットネスジムで業務委託契約しフリーランスとして活動する
③ 本業または副業として自ら教室やスタジオを運営する
①は、大手ホットヨガスタジオやフィットネスジムでよくある就業の仕方です。小さなスタジオでの正規雇用は大変難しいですね。このパターンは安定した収入が得られますがデメリットもあります。
それはレッスン以外の業務をこなす必要がある可能性が高いことです。たとえば受付や清掃、営業などの勧誘活動、事務的作業を行う必要があるかもしれません。「私はレッスンだけしたいのに!」という不満をちょこちょこ聞きますが、いわば組織に属するため、基本的には会社の意向に沿った働きが求められます。
②は、もっとも一般的な働き方です。メリットは自分の都合でスケジュールを決められることですね。デメリットは幾つかのスタジオを掛け持ちしないと本業としてやるには生計が成り立たないことです。ゆえに多くのヨガインストラクターは1日で2店舗掛け持ちしたり、ヨガ以外の仕事と掛け持ちすることもあります。
また①にもいえますが、生徒が集まらないような人気がない先生ですと、スタジオからチクチク営業しろと言われるかもしれません。しかし、人気がある先生はレッスンフィーも上がり高収入が期待できます。
③も、割とポピュラーな働き方です。主婦や本業がある人でも、まずは副業として小さな教室からはじめることができます。メリットは②同様、自分の都合でスケジュールを決められること。更にレッスンフィーを自分で決められるのが最大の利点です。
しかしデメリットもあります。レッスンの質を維持しながら、集客のためブログを書いたり、予約・顧客管理、経理などの事務的作業まですべて自ら行う必要があります。かんたんにはじめられますが、これら運営面で立ち回らずに辞めてしまうインストラクターも多いでしょう。
独立するメリット
ミーラ美樹は上記③の働き方を選択し、ヨガの指導をはじめました。それまで会社員として働いていましたが、せっかく手に職を得たのだから誰かに雇用されることなく自由に生きたいと感じたからです。
ヨガインストラクターとして生徒から支持されるようなレッスンを提供する必要もありますし、運営を維持するためのすべてをひとりでこなす必要があります。何を選択しどう進むのかを自分で決められる喜びもありますが決断力をも要します。これらは私にとっては非常にやりがいを感じられました。
この他のメリットとしては、上司も先輩もいませんし誰かと衝突することがないこと。随って組織に属すると必ずといっていいほど悩まされる人間関係の問題はありません。これだけでもストレスフリーですね!
さらに、会社員時代と比べて時間に余裕ができたことが一番良かった点でしょう。時間の余裕は心の余裕に繋がりました。
独立するデメリット
メリットとして上司や先輩もいないと書きましたが、同時に同僚もいません。すると自らの活動に迷ったり困ったとき相談する相手がいません。特に優柔不断だったり決断力がないタイプのインストラクターは前に進めません。
また、よくあるのがティーチャートレーニング修了後には確かにあったはずの情熱が消えてしまうケース。つまり、モチベーションが維持できなくなる問題です。組織で働いていれば一社員のやる気が停滞しても会社はまわります。しかし個人で活動する場合、その情熱が消えた時点でエンジンは止まります。
独立するより雇用された方が気楽、という人は多いでしょう。
また、独立=個人事業主となりますので大きなお金が借りられません。会社員と違い安定した収入が見込まれないため、ローンが組めるか甚だ疑問です。
まだまだデメリットはあります。
賞与なし
有給なし
産休・育休・介護休暇なし
退職金なし
なのに
責任のすべては自分にあります
さらに
健康を損なって
自分が倒れたら即廃業・・・
というリスクもあります
これはもう
公務員か大企業の旦那様候補を
見つけるしかないね!!
独立するのは自由なようでいて、自分以外に代わりがいなければ同時に不自由でもあるのですね。
だから健康第一なんですよ~!
いかがでしたでしょうか?
あなたはそれでもヨガインストラクターとして活動したいですか?
私ですが将来的にはレッスンは後輩に任せ、現場はリタイヤし、裏方に回りたいと密かに夢見ています。
om shanti,