アシュタンガヨガ アーサナ ヴィーラバドラーサナA 戦士のポーズ1

【ヨガコラム】ヨガクラスのシークエンスは即興芸術である


長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp

 

今日はヨガのクラスとそのシークエンス(構成)についてのお話です。

まず、ヨガにはいろいろな流派やスタイルがあります。
ヨガッサのクラスを例にすると、シバナンダヨガとアシュタンガヨガは定められたアーサナがあります。そして毎回同じアーサナと順序に従って取り組みます。

対してハタヨガやヴィンヤサフローには一定の理論はありますが、正確な順番は定められていないため、多くのヨガイントラは即興でシークエンスを組み立てています。

 

 

即興には各アーサナへの理解(カウンター含)を基に全体をスムーズに構成する力が何より重要です。

ヴィンヤサにはピークポーズを用いたりしますが、まるで一つのストーリーのように組み立てるには経験が必要かもしれません。さらにフローの独創性も欠かせない加点要素になります。

また、ハタヨガのようにゆったりとしたペースのクラスやビギナー向けのクラスを組み立てるのと、中級者をお相手するのとではその即興技術も異なります。

 

 

私個人としては、クリエイティブなフロースタイル(ヴィンヤサ)が好きで、次にどのアーサナがくるのかわからないような独創的なシークエンスに萌えます!特にバランス系や逆転系への流れが上手な先生に当たるとキュンキュンします!

 

え?どう行くの?

こう来たか?

キター!

やっぱキタかー!くぅー!

 

みたいな。(誰かわかる笑?)

 

 

以前、都内の某スタジオにドロップインした際、このような私のストライクな先生に当たりました。その先生は生徒さんの伸びしろというかやる気の引き出しをノックするのもお上手で、

 

あなたならこれもできるよね!
(つい応じてしまう素敵な笑顔で)

 

と仰り、あら案外できるもんだ!というような、チャレンジングなアーサナを与えてくださいました。その先生の生徒に対する適切な見極めと器量には感動したものです。

 

 

とはいえ、あまり独創的で突飛なフローは人を選ぶので、基本的には定番のフローの中に一つや二つ新しい或いはチャレンジングなアーサナを取り入れるくらいの構成が心地いいかもしれません。

 

あとは、シークエンスを即興で組み立てるにあたり、なんか毎回似たような流れになってしまう・・・という”イントラお悩みあるある”なんてのもあるんですよね。随って、毎回一定のレベルでクリエイティブでスムーズなフローを生み出せるよう、私自身も常に勉強し続けようと思います。

om shanti,