4泊5日で東北一周!下道弾丸の旅・2日目。
1日目 長岡市~能代市で400km爆走。今日の目的地はこの旅のハイライトともいうべく白神山地である。
そもそも、私は東北地方に行ったことがなかった。新潟県民なら頑なに「甲信越!」を主張するだろうが、新潟と東北はさほどに違う風景であるのか?
東北一周ルート
1日目
夕方、長岡市を出発
秋田 能代市泊
2日目
青森 「白神山地」★世界遺産
青森 「弘前城」
青森 「十和田湖、奥入瀬渓流」
岩手 盛岡市泊
3日目
岩手 「浄土ヶ浜」
岩手 「龍泉洞」
岩手 平泉町泊
4日目
岩手 「中尊寺金色堂」「毛越寺」★世界遺産
宮城 「松島」
山形 山形市泊
5日目
山形 「山形城」
山形 「米沢城」
夜、長岡着
day2:青森横断
白神山地
ミーラ美樹は秋田県と青森県の県境、海沿いの街から白神山地に入った。
白神山地の特徴は、人為の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が東アジア最大級の規模で分布していることにあります。(中略)特に世界遺産地域は、最も良く原生状態が保たれており、その価値は、地球的に見ても極めて重要であると評価されています。
引用元:青森県庁WEBサイト
観光客向けに拓かれた山道を歩く。さすがに真昼間から野生動物には会えなかったが、青々としたブナ林とよくわからない植物がそこらじゅうに。
十二湖
白神山地には、総称「十二湖」と呼ばれる複数の湖や池が点在している。
近隣にはブナ林が密集し、それらの水分の含有量が多いため、自然の造った水桶あるいはダムのようであり、しかも自然の浄化装置を持つとでも表現できるほどの水質の良い水が各所で湧き出している。
引用元:Wikipedia「十二湖」
神秘的!美しすぎるブルーの青池
点在する湖の中で特に有名なのが青池。この青池だけでも特に見逃せません!
読んで字のごとく、自然が造り出した美しいブルーが目の前に広がりますよ!!
吸い込まれるようなブルー!
美しい~~!
太陽の光が差し、神秘的なコバルトブルーがゆらぐ青池。この青さの明確な原理はいまだ解明されていないそうだ。美瑛の「青い池」も青かったけど、こちらはコバルトブルー。透明度も半端ない!
北海道・美瑛「青い池」
いずれも一見の価値ありですよ~!
弘前城
次の目的地、弘前市まで約100kmの移動。
白神山地内を抜ける白神ラインという最短ルートは、5月末まで冬季通行止めで迂回することになる。
急ぐ旅ではない。幸いにも天気は快晴。絶好のドライブ日和である。
何より、海沿いの101号を通るルートは景色がよかった。この時期はちょうど桜が満開を迎え、散りはじめだった。通りのあちこちに桜の花びらが舞っていた。
弘前城に到着すると、来年100周年を迎えるという「弘前さくらまつり」の真っただ中だった。ここ、本州の最北県に外国人観光客を含め大変多くの人々が訪れていた。・・・新潟県の観光資源の乏しさに泣けてくるぜ!
弘前城 住所:青森県弘前市大字下白銀町1番地 料金:大人310円(本丸・北の郭)冬季は無料 他:有料駐車場あり |
弘前城は、津軽統一を成し遂げた津軽為信によって1603年に計画され、二代藩主信枚が1610年に着手、翌1611年に完成した。以降260年間、津軽藩政の中心地だった。
五つの城門、丑寅櫓、辰巳櫓、未申櫓が現存し、いずれも重要文化財に指定されている。尚、お城に関してのウンチクを語るほど詳しくはないので、以下画像でお届けします。
お堀に散る桜の花びら。
東内門付近には、日本最古(世界最古)といわれるソメイヨシノ(明治15年)もある。
弘前城天守
シダレザクラが美しい
十和田湖、奥入瀬渓流
この後、十和田湖方面へ車を走らせるも、既に日没で真っ暗。撮影は断念。
十和田湖畔にはキャンプをしている人々、車泊の人々が夜空を眺め宴をしていた。青森の山奥はダウンジャケットが必要なくらい寒い。ここでの車泊はやめた。
岩手に入ったらわんこそばを食べる!と決めていた私は、今夜中に青森を抜けて盛岡市周辺まで移動することにした。下界に降りれば少しは暖かろう。
しかし、東北各県はいずれも面積が広く、なかなか県境にたどり着けないんだよね。かなり車を走らせて0時くらいに道の駅で車泊。
また明日~!
(day3に続く)