11月12日、香港上陸。
宿のチェックインの時間までネット。空港内はPCCWのWi-Fiが無料で接続可能。無料Wi-Fiはデリーやバンコクの空港でもサービスあり。
空港から市内への移動はCity Flyer（エアポートバス）が安くて便利。まずは空港内カウンターでオクトパスカードを購入しよう。このカードでバスもメトロも利用可能。ツーリスト用に3日間のフリーパスなどあるが、旅の足となるであろう香港のメトロは区間料金が激安のため、$300（含む$50デポジット）分の購入をお勧めする。足りなくなったらコンビニで簡単にチャージ可能。スイカのようなものだ。
空港を出て右に200m程直進するとバスターミナルが見える。A21のバス停から市内行きのバスが出る。市内までは約70分。（$33）バスは二階建てで当然二階の方が見晴しがよい。だが荷物置き場が1F。用心のために一階に座った。
目的地は九龍島（カオルーン）の中心地である尖沙咀-Tsim Sha Tsui。車内電光掲示板には5つ目が尖沙咀とあるが、市街地に入ると停留所が多くどこで降りるかわからない。ドライバーや周囲の人に聞こう。
Middle Road / Nathan Road bus stopで下車し、大通りを歩いて3分。正面に大きな電光掲示板があるのが重慶大厦。このビル内部にある蘋果賓館-Apple Hostel（US$25/night）にチェックイン。
ビルにはエレベータが入口手前と奥の二機あるが、それぞれが別の棟に到着するため要注意。B3フロア・10階の「Apple Hostel」は奥のエレベーターを使用しよう。フレンドリーなフィリピン出身のマダムが迎えてくれる。
香港の安宿は尖沙咀（チムシャツォイ）の彌敦道（ネイザンロード）沿いの重慶大厦（チョンキンマンション）もしくは美麗都大厦（ミラドマンション）という商業雑居ビルに密集している。
あなたがバックパッカーならまずはここを目指そう。ただ、ホテル代が高い香港の安宿はどこもいっぱいなので余裕があれば事前予約をおすすめする。
日本のビジネスホテルと比べたらいかん。2名定員で4畳半ほどのダブルルーム。狭いとはいえ必要なものはすべて揃っており清潔でパッカーには居心地がいい。ポット・カップ・香港用Cプラグ・アウトレット2箇所・タオル・トイレットペーパー・ソープ付。TV・エアコン・シーリングファン・24Hホットシャワー・Wi-Fi接続無料。
窓の外の眺め。大通りの雑音は全く聞こえずとっても静か。ただカーテンを開けると向かいの部屋は丸見え。貧乏パッカーでひしめいている。
広東ロード沿いの人気店「糖朝」。
「地球の歩き方」にも掲載される香港人にも人気のレストラン。
雙丸粥（$48） 日本のお粥と違い鶏がら？で煮込んだスープで味わいあり。
菜呑麺（$36） 薄口で日本を思い出す懐かしい味わい。
香港といえばスイーツ！涷寶（黒タピオカ・$30）、芒果布甸（マンゴープリン・$20）花合（豆腐花とアーモンドミルク・$23）。
現在は観光スポットとしてガイドブックにも紹介される目の前の「重慶大厦」は、その昔いかがわしい悪の巣窟だったと言われる。両替屋や携帯電話屋などの商業施設と多国籍な食堂がひしめき、インド系やアフリカ系の人々で溢れカオスだ。一歩足を踏み入れれば怪しい雰囲気に包まれる。治安を疑う声もあるが、外国にいるという基本的な警戒心があれば何ら問題ない。
尖沙咀の街、そしてこの重慶大厦はウォン・カーウァイ監督や金城武の名を一躍有名にした「恋する惑星」という映画の舞台だ。
この映画のロケ地内に宿泊先Apple Hostelがある。主演はトニーレオン。
多謝,
