長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
ヨガッサでRYT200ヨガ指導者養成講座をスタートしてから、様々な問い合わせがあります。
ヨガは民間資格がゆえ、様々な協会や団体が資格を提供していますが、何をどう選んでいいかわからない!という方が多くいるようです。
そこで今回は、
ヨガ資格を検討中の方の学校選びについて
そのチェックポイントを
わかりやすくご紹介します!
最終的な結論まで、どうぞおつきあいください。
ヨガは民間資格
ヨガを教えるのに資格は必要か?
答えはNo。
ヨガは特に専門の資格がなくても教えることができます。
フィットネスジムなどでダンスやピラティスを教えている先生が、ヨガも教えるというケースもあるでしょう。
しかし、いざ仕事探しとなると、無資格でオーディションは通りにくいはずです。
そこで「何かヨガ資格を取得しなければ。」と探し始めます。
ヨガ資格を取得できる民間団体について、おおまかに以下3つに分類されます。
・米国のヨガアライアンス登録校(RYS)
・日本の一般社団法人(ヨガ協会など)
・ヨガスタジオ独自(〇〇ヨガスタジオなど)
では、詳しく見ていきましょう!
1. 米国ヨガアライアンス登録校(RYS)
米国ヨガアライアンスは世界でもっともポピュラーな非営利団体です。
ヨガッサも2019年に申請し、RYT200講座を提供する登録校として認可されました。
ヨガに関する200時間の幅広いカリキュラムが指定され、カテゴリ別に分類されます。
✓ 生徒自身の練習(アーサナ、プラーナーヤーマ、瞑想等)
✓ 指導法
✓ 解剖学・生理学
✓ 哲学・倫理
✓ 模擬実習
必須受講時間も厳格に指定されています。
また近年のアップデートでは指導者の倫理感として、セクハラなど各ハラスメント事項の誓約もあり、ヨガのインストラクターを育てるというよりは人格的にもヨガティーチャーとして相応しい人材育成を要求されます。
つまり、総合的に見て世界で一番しっかりしたヨガの協会です。
2. 日本の一般社団法人(ヨガ協会など)
日本には、一般社団法人などのヨガに関する協会が10以上あります。
そして通信制、通学制など多様な学び方があります。
正直この業界にいる私でさえ、たくさんありすぎて何がいいのかわかりません。
加えて、それら協会が提供するヨガ資格の中には、非常に短期間で取得できるものもあります。
現役ヨガインストラクター視点では、この程度でヨガの先生と名乗っていいの?という学校も
・・・あります!
3. ヨガスタジオ独自の講座
ヨガ資格を独自のカリキュラムで提供するヨガスタジオ・教室があります。
これはヨガアライアンス認定ではなく、〇〇ヨガスタジオ認定インストラクターというように、スタジオ内で完結する資格です。
たとえばヨガアライアンス登録校が提供するRYT200なら、指定カリキュラムに準拠した内容と必須時間を順守する必要があります。
しかしヨガスタジオ独自に提供する資格講座の場合、当然スタジオの裁量次第ですので、やや偏った内容になる懸念があります。
なにより、ネーミングバリューとして弱い。
たとえば、
〇〇ヨガスタジオ認定講師 であるより
米国ヨガアライアンス認定講師 の方が
格上であることは一目瞭然ですね。
よほど大好きな先生やスタジオ主催の資格講座でない限り、これを選ぶメリットってあるんかな・・・。
ヨガ資格取得を目指す人が一番はじめに選ぶ講座ではないですね。
RYT200取得済で、その後学びを深めていく中で、必要な知識が欲しくて選ぶ講座ですね。
一例として、〇〇スタジオ認定指導者養成講座、リストラティブヨガ指導者養成講座、陰ヨガ指導者養成講座などを指します。
4. 資格取得までの費用
各学校の特色が明確になったところで、次は費用です。
ヨガアライアンス登録校でも、資格取得費用は千差万別。数万円から100万円近くするところもあります。
ちなみにアライアンス登録校であるヨガッサは40万円程ですが、たとえば
1時間あたりに換算して、2000円ちょい。
月謝で支払っても、2万円台。
通常のアーサナクラスにドロップインする程度の金額で、資格取得を目指せるのですね。
したがって、RYT200講座の場合、50~60万円を超えてくると個人的には高いなって感覚。
ちなみに首都圏の講座はスタジオ家賃が高かったり、著名な講師を雇ってる場合の人件費があるので、受講費もやや高額。
それに見合う価格と判断するならアリです。
まとめ:どのヨガ資格を選べばいいか?
結論は、以下の順に選ぶことをおすすめします。
1) まずは、RYT200が取得できる
ヨガアライアンス登録校(RYS)から選ぶ
世界中で通用するもっともポピュラーな米国ヨガアライアンス登録校をお勧めします。
RYT200資格があれば、どのスタジオのオーディションでも「この人は一定水準の学びを終えている。」と判断してもらえます。
ヨガの資格取得にあたり、
一番はじめに選ぶのは RYT200。
これでほぼ間違いありません。
2) 誰がリードトレーナーを務めるかチェック
RYT200講座では、メインティーチャーとなるリードトレーナーが1名以上います。
さらにカリキュラムごとやサポートとしてトレーナーが複数名います。
ヨガアライアンスでは現在登録校の審査を厳格にアップレベルしており、リードトレーナーが150時間以上を指導する取り決めに移行しつつあります。
しかし旧体制において、リードトレーナーは65時間以上指導に当たればよかったのです。
これはつまり、いざ申し込んで蓋を開けたら、直接指導してほしいリードトレーナーは不在で、お弟子さんがメインで指導している、というケースがあるということです!
これは、私が実際に体験した話で、
申し込みWEBサイトには著名な先生がリードトレーナーを務めますと書いてあったのに、現場でその先生にお会いしたのは2回だけ!
殆どの時間が、スタジオで雇ってるサブトレーナーが担当するという。
有名な先生だから申し込んだのに・・・
これ、スタジオ側は
確信犯だよね?
下手したら詐欺広告!
このように、アライアンスの措置も現在移行期間中のため、私のような被害が出ないとも言い切れません。
皆さんは、リードトレーナーが誰なのか、その先生は講座の何割を直接指導してくれるのか?を確認されるとよろしいですよ。
3) カリキュラムをチェック
ヨガアライアンス登録校は、指定のカリキュラムとカテゴリ別の必須受講時間を順守していますが、同時に各学校により自由裁量時間も与えられます。
たとえば、カリキュラムは大まかに以下のように分類されます。
✓ 生徒自身の練習(アーサナ、プラーナーヤーマ、瞑想等)
✓ 指導法
✓ 解剖学・生理学
✓ 哲学・倫理
✓ 模擬実習
このうち、学校側がもっとも力を入れたいカリキュラムを、自由裁量時間として増やせるのです。
つまり、現場で即戦力となる人材を育てたい学校は指導法や実習が多くなります。
先生たるものアーサナができなければ!と考える学校は、アーサナ練習時間が多くなります。
どんなカリキュラムに特化しているか、
何に力を入れているのか、
ご自身に合った内容かチェックしましょう。
尚、ヨガッサでは哲学の時間配分が他の学校の2倍近くあります。
ヨーガの先生にとって、アーサナや指導法の習得は必要ではあるけれども表面的なもの。
先生の内に宿るヨーガの本質、哲学への理解が大切と考えるためです。
日本ヨガの父と称される沖 正弘先生もこのように述べています。
ヨガは体操ではない。
精神的指導者になりなさい。
沖 正弘
私たちの仕事は、ヨガクラスで体の動きを見せてガイドすることです。
しかしそれのみですと、ヨガインストラクターではあるかもしれませんが、ヨガティーチャーではありません。
ですので、生徒をリードするに値する人格、いわばヨーガ的資質を育成するには、やはり伝統的な哲学を重んじるべき、と判断しました。
ヨガの資格は、先生を目指していようがいまいが、それは受講条件ではありません。
必ずしもアーサナのレベルが高くないといけない訳でもありません。
大切なのは、学びたいという好奇心や情熱。
それがあれば絶対大丈夫!
あなたにぴったりな学校が見つかりますように!
om shanti,
ヨガッサでは、RYT200 第2期 開講中!
第3期は来年春を予定しています。