4月13日、5:30起床。
ホテルロビー集合の7:30までに朝食とパッキングを済ませ、身支度を整えなければ。毎日宿泊都市とホテルが変わる、詰め込み観光の団体ツアー。その定番ともいうべき集合時間の早さに辟易の朝を迎える。
2日目は、永遠の都ローマとヴァチカン終日観光。
■ 世界遺産 ■
【名称】 ローマの歴史地区、教皇領とサンパオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂
【種別】 文化遺産
【登録】 1980年、 1990年
ローマの歴史地区はイタリアの首都ラツィオ州の州都、ローマ県の県庁所在地でもあるローマ市のアウレリアヌスの城壁内にほぼ位置している。この地区にはローマ帝国の最盛期の1~2世紀に、政治・経済・宗教の中枢をなしたフォロ・ロマーノを中心に、パンテオン、アウレリウス記念柱、コロッセオ、カラカラ公共浴場跡などの遺跡群やヴェネツィア広場などが残されている。
■コロッセオ
ヴェスパシアヌス帝の命により紀元80年に完成した円形闘技場。当時は収容人員5万人以上を誇り猛獣と剣闘士、または剣闘士同士の凄惨な闘いが見物者にされた。
復活祭の3日前、聖なる金曜日の夜には法王も列席されて、キリスト復活のセレモニーがここコロッセオを中心に行われるそう。
コロッセオ前には、古代の剣闘士の恰好をした集団が現れるという。記念撮影には料金がかかるのではじめに確認するといい。
ツアー参加者の年齢層は・・・20代5%・30代5%・40代10%・50代35%・60代40%・70代5% こんな感じ。50、60代はとにかく元気で、高額ツアーに参加する経済力と時間的余裕があるよう。
■フォロ・ロマーノ
コロッセオとヴェネチア広場の間に広がるフォロは、ローマ時代の民主政治の中心でした。凱旋門や数々の神殿を擁し見学地も広いため最低2時間、パラティーノの丘を含めると半日が必要。
■コンスタンティヌス帝の凱旋門
高さ28mを誇る堂々とした凱旋門。315年ミルヴィオ橋の勝利を記念して、ローマ元老院と市民により建てられた。表面を飾る見事なレリーフはトラヤヌス、ハドリアヌスなどの帝の建造物から運ばれたそう。
■真実の口
映画「ローマの休日」でおなじみの真実の口は、河の神の顔をかたどった大きな石の円盤。嘘をつく人間がこの口に手を入れると抜けないという伝説だが、実際は排水溝の蓋だったと言われている。
■サンタ・マリア・イン・コスメディン教会
さぁ、バスに乗ってヴァチカン市国へ移動。車窓から・・・
■チルコ・マッシモ
現在は緑のジョギング場の趣だがかつては長さ620m、幅120m、15万人収容の古代ローマ時代最大の円形競技場。馬を引く戦車競技が盛大に催されていた。
■サンタンジェロ城
元来は135年にハドリアヌス帝が自分の廟として建造したもの。その後ローマ歴代皇帝の墓となった。現在の内部は国立博物館。歌劇「トスカ」の舞台にもなった。
ここまででざっと11時くらい。まだまだローマ観光は続きます。
ciao,