続続々10月14日、さらにアジャンター石窟群を進む。
第23窟
ライトアップされたこの石窟は違った一面を見せる。いくつもの柱とその美しい彫刻に見入ってしまうのだが、奥に仏教の修行僧が瞑想したとされる小さな部屋がある。
素敵な彫刻に見惚れてしまった。下は瞑想場。
第24窟
開窟途中で放棄されたというこの広間からは、どんなふうにこの岩壁から寺院が彫り出されていったのかがよくわかる。一見は鍾乳洞。
第26窟
アジャンターで最後まで開窟作業が続けられた華麗にして豪華なチャイティヤ窟。
美しい仏塔ストゥーパ(上)を中心に繊細な彫刻が刻まれた柱が並んでいる。
インド最大の涅槃像(上)が右脇を下に静かに横臥する。
その奥には仏伝で最もドラマチックな降魔成道の浮き彫りがある。菩提樹のもとで瞑想するシッダールタを攻撃する魔王波旬や誘惑する魔王の娘たちが彫り出されている。
アジャンターを観て廻るには結構な体力を要する。足が悪い人のためにこんな椅子が用意されており男たちが階段や道のりを担いで案内してくれるサービスもある。(Rs600)
これ↓
「乗るだけならタダ!」と言われ試しに乗らせてもらった。
が、あとでちゃっかりチップを要求されるので、断りベタな方は乗らない方がいいですよ。
さて、石窟群はどれも素晴らしいが・・・とにかく日差しが暑い。帽子や日傘を持参するといいだろう。私はベストシーズンに入ってすぐの10月半ばに訪れて、それでも汗びっしょりになりました。11~1月くらいの観光がおすすめです。
namaste,