長岡市のヨガ教室 yogatha
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
先日クローゼットを整理していたら、懐かしい人形やぬいぐるみが山盛りに出てきました。ダンボールに入れっぱなしで、可哀想なことをしていたなぁと思いました。
かといって、今それらを部屋に置こうという気にもなりません。そこで、ちゃんとありがとうを言ってお別れをすることにしました。
でも、人形やぬいぐるみってなんとなく捨てずらくて、とりあえず供養をしてくれる神社を探してみました。中には、宅配便で送って供養料を支払うと、神社がお経をあげて火にくべてくれるというサービスもありました。
でも・・・
お金だけ支払って他人に任せるのは無責任な気がした私は、自分で供養しようと思ったのです。
まず、人形やぬいぐるみのお顔を綺麗に拭いてあげた後、ひとりひとりと思い出話をしたり、ありがとうと声をかけました。それからお線香を焚き、マントラをチャンティングして彼らの旅立ちを祈りました。
その中のひとりに、猫が好きだった母方の祖母にプレゼントしたトロのぬいぐるみがありました。これは祖母が亡くなった時、棺に入れるつもりだったのに、最後の最後で持ち帰ることを決めたものでした。
大好きだった祖母にあげたトロ。
最後まで悩みましたが、ようやくトロを見送ってあげる日がきたようです。
みんなのお顔が汚れないようタオルでくるみ、飴玉を一緒に入れてあげて、家庭ゴミの袋に入れました。(以前TVで見た供養方法)
これが私が行った人形やぬいぐるみの供養方法です。専門の方法や神社もありますが、もしもぬいぐるみたちに魂が宿ると仮定するならば、自ら感謝し送ってあげるのが一番いいのかな、と思ったのです。
それから数日後。
リビングに入ってきた私を見た母が
「今、あんたの顔が
おばあちゃんに見えた!」
と言うのです。どんだけ老け顔かいw
不思議な出来事でした。
トロ、ぬいぐるみ達、そしておばあちゃん。
今までありがとう。
om shanti,