インド デリー サモサ

インド・デリー編 #3 サモサの悲劇


長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp

 

1月8日。

デリーの朝は早い。
4時も過ぎればバイクの音や犬の遠吠えが聴こえ、嫌でも起こされる。外はまだ冷えているが、メインバザールを散歩してみることに。

細い路地が幾つも交差する迷路のようなストリート。レストランやショップ、安宿が所狭しと立ち並び、人々は開店前の軒先を気怠そうに掃除している。

繁華街をリキシャやバイクが我が物顔で走り抜ける。まるで歩行者を邪魔とでもいうような耳障りなクラクションが毎秒聴こえる。そんな人間の営みに構わず犬や牛までもが道の真ん中を闊歩するのだ。

それらのすべてを避けながら歩くのは私と同じようなバックパッカーたちだ。彼らも朝の街をウロウロとしている。

 

 

東京やニューヨークも目じゃない、デリーの喧騒と熱気。

うるさくて俗っぽくて、昨日の宿主Nもこの街もすべてが胡散臭くカオスだった。

 

 

さて、ブランチは近くのインディアンレストランへ。マサラドーサという、豆と米の粉をクレープ状にした生地にジャガイモのカレー煮を巻き込んだ北インドの朝の定番(Rs50)。それとチャイ(Rs15)。

 

 

 

マサラドーサ

 

 

 

宿に戻ると、本日も宿主Nは胡散臭かった。
ミネラルウォーターを買おうと思って頼んだら、キャップが空いてるやつをくれやがった!

これは、空のペットボトルに水道水を入れて販売する水詐欺ね。インドの歩き方にも「水を買うときはキャップが未開封の物を買いましょう!」と普通の感覚じゃありえないことが書いてあったものだ。

当然のごとく「これ替えてよ( `ー´)ノ」と突き返すも、アイツあんまり悪びれないんだよね。 だからこちらもいちいち憤らないけど、日本人舐めすぎだろwwwって思う。

 

 

そんなNとおさらばした夕方、空港に向かう。ここで日本の両親へ電話を掛けることにした。

 

 

 

インド デリー 電話

「なんとか生きてます。」
のちに何度も言うことになるこのセリフ・・・

とりあえず両親を安心させることに成功した私は、 腹ごしらえにカップケーキとサモサをいただくことにした。

 

 

 

 インド デリー サモサ

△の形のサモサは、マサラ(香辛料)で味付けしたジャガイモを小麦粉の皮で包んで揚げたもの。至るところで見かけるインドの定番スナックだ。

 

 

 

インド デリー サモサ

バカ面で頬張るこのサモサが、のちにこの旅で最大の悲劇をもたらすのだった。

 

namaste,