長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
今日は大雨警報が出て大変な一日でしたね。レッスン前、生徒さんに傾聴すると頭痛やめまい、関節痛の症状をよく聞きます。様々な不調が現れやすいこの時期。今日は私の症状をお話します。それは腰痛です。
私が腰痛と十数年来のおつきあいをしていることは、ブログでも度々お話しています。
「ヨガの先生なのに腰痛?」
と整形外科医にも不思議がられるくらいです。レントゲンから腰椎症と診断されましたが、骨に大きな異常もなく歩行困難でもない私には湿布が与えられるだけ。だからこそおとなじま整体院をOPENしたわけですが・・・。
さて、骨格的な問題や姿勢、誤った身体の使い方からギックリ腰を経験し、その後も慢性腰痛を抱えていた私ですが、一時は痛みに感情が支配され心身ともにヘトヘトになっていました。
誰しも病気を患ったり強い痛みを抱えると、やる気を失い心も疲弊するものです。小さなことでイライラしたり、他人に気を遣うことさえ疲れて、そんな自分が嫌になる日もありました。そして縋る想いで、あちこち診てもらっても症状は改善せずに数年経ちました。
この経験を経て私は「自分の身体は自分で治す!」とヨガをはじめたのです。尚、現在は疲労が溜まった時に痛むくらいです。
さて、昨夜。
久々に眠れないくらいの腰痛に見舞われました。腰を丸めたり、伸ばしたり、捻ったり、チャイルドポーズでじっとしたり・・・。そんなことを繰り返しながら朝を迎えました。
朝起きてみると、腰痛に加えて昨夜は感じなかった筋肉痛のような痛みを前腕に感じました。「はて?」と原因を探ると、昨日は長時間スマホを操作していました。
みなさんもスマホの使いすぎで前腕が疲れたことはありませんか?
そして思い出しました。
以前腰痛が酷い時に先生にみてもらったところ、腕橈骨筋を施術していたなーと。
腕橈骨筋はここです。
上腕骨から橈骨にかけて付着しています。筋膜でいうと広背筋と繋がっていますね。「腰が痛いのになんで腕を圧すの?」と素人目には謎ですよね。とりあえず自分でマッサージしてみました。
すると
あんなに痛かった腰が
みるみる解放されていくんです
絡まった糸がほどけるような
解放感・・・
私にとって腕橈骨筋の触診はちょっと難しいのですが、一瞬で痛みが取れました!
さて、改めて先生に尋ねてみると「腕橈骨筋がメジャー(主原因)になることは割とある。」そうです。
骨盤を
左右にスラストする動き
回旋する(捻る)動き
これで腰に痛みが出る方は腕橈骨筋を疑うそう。尚、力仕事を伴ったり肩から前腕をよく使うお仕事の方は、このタイプに当てはまることが多いそうです。以前、おとなじま整体院にいらした介護職の方が同様のケースでした。カウンセリングしてみると、その方は現場で介助する際に身体全体ではなく腕の力に頼った【間違った身体の使い方】をしていました。それを改善したところ腰痛も解消されたそうです。
身体の使い方って大事ですね!
おそらくヨガのアーサナでも誤った身体の使い方を繰り返せば腰痛を誘発することもあるでしょう。よく知られるのがバックベンド。またアームバランス系やチャトランガ・ダンダーサナも腕橈骨筋からくる腰痛が疑われますね。
腕の筋肉がないからできない~という人は、腕でどうにかしようとしていて身体全体を使えていないのかもしれません。
使うべき筋肉のミスコンサプション。
関節のミスアライメント。
身体の一部に囚われて
身体全体でポーズに取り組んでいない。
すると
その負担の帳尻を合わせようとして
身体の一部が痛みを請け負う。
そんな結果だってあり得ます。
それを防ぐために、安全にヨガを行うために、私たちインストラクターがいるのです。
自己流で練習している人や、レッスンで先生の見よう見まねでやっているけど実はよくわかっていない、というヨギーは迷わずyogathaに来てください。ついでに、生徒さんにかける言葉選びがわからない、うまく伝わっていないと感じる迷走中のインストさんも是非。
om shanti,