長岡・小千谷・柏崎のヨガ教室
&RYT200資格スクール yogatha(ヨガッサ)
ヨガインストラクターのミーラ美樹です。
@yogathajp
アシュタンガヨガのクラスでは、シッティングポーズ中にヴィンヤーサが入ります。あの腕立てのような動きをひたすら繰り返すやつ、ジャンプバックやジャンプスルーですね。これはコアの強さを必要とするため、一年二年で満足にできるものではありません。
そこで今回は、ジャンプスルーを練習中のヨギーの救世主となるヨガアイテムをご紹介します。
ヨガマットにヨガラグを敷いてジャンプスルーしよう!
ヨガラグってなに?
主にヨガマットの上に敷くものとして、ヨガラグと呼ばれるものがあります。
本来の使い方はこうです。
・汗で手足が滑ってしまうとき、上に敷く
・スタジオのレンタルマットの衛生面が気になるとき、上に敷く
・野外でヨガをしたいとき、持ち歩く
つまり汗の吸収を目的としたり、簡易的にヨガを行う際のアイテムです。決して単体で使うためのアイテムではありません。
ヨガラグでマットのグリップ軽減
ジャンプスルーでは、アドームカ・シュヴァナーサナ(ダウンドッグ)からマット前方の手元に足が通しますが、これが大変難儀です。コアが未発達だったり筋力が乏しい女性は、足を通すことすらままならないでしょう。
加えてヨガマットはグリップが効いているため、足先の運びを邪魔します。またミーラ美樹もそうだったように、ビギナーのうちは足の甲がマットに擦れて、カサブタになってしまうこともあります。
そこで、
滑りやすいヨガラグを敷いて
足の運びをサポートしようということです!
ヨガラグは肌触りもなめらかで
足の甲がスルッと通しやすくなります!
このヨガラグはいわば、アーサナの練習をサポートするヨガブロック(プロップス)と同じ役割を果たしてくれます。
ジャンプスルー 3ステップ
1)ヨガマットの上にヨガラグを敷いて、足の甲を滑らせるようにしてスルーしてみましょう。ヨガマット上でやるより何倍も容易に感じるはずです。
太ももをお腹に引き寄せて身体全体をコンパクトにし、足の甲をスルッと通そう!
2)慣れてきたら、足先が完全に通るまではお尻を着けないように通す練習です。
足の甲は着いてもいいので、お尻は着かないのがコツ!バンダ、コアの力が必要ですね。
3)更に慣れてきたら、足先を前方に伸ばすまではお尻を着かずに堪えましょう。
息を吐ききって着地です。
何十回、何百回と繰り返し、最終的にはヨガラグを卒業して、再びヨガマットのみに戻りましょう。正しく反復練習すれば必ず成長しますよ!
ジャンプスルーについては、【ヨガコラム】アシュタンガヨガのジャンプスルーを解剖する でも書きましたが、こちらのKinoの動画がわかりやすいです。
それでは続いて、おすすめのヨガラグをご紹介します。
suria(スリア)
ポータブルラグマット
ヨガッサの生徒さんたちの間で支持されているのが「suria」のポータブルラグマットです。淡いカラーが可愛くてマットと併せる方も多いですね。
こちらはもはや、ヨガラグのスタンダードです。
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Yogitoes(ヨギトース)
スキッドレス
ヨガラグの火付け役といえば、元祖「Yogitoes」スキッドレスです。アメリカからこのアイテムが入ってきた当時、主に多量の汗をかくホットヨガユーザーを中心に広まりました。最近は各メーカーがこぞって類似品を販売していますが、タオルっぽい感触がお好みな方はこちらがおススメ。
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Anri&Bebe
EXスリムマットⅡ
【ヨガマット】ブラックマットに劣らないグリップ力!「Anri&Bebe ダブルフェイスマット」の投稿で購入したマットと福袋セットで購入しました。こちらは手元にあるのでレビューします。
Anri&Bebe EXスリムマットⅡ
5,040円
特徴
表面のマイクロファイバーは肌触りがよく吸収性があります。裏面は天然ゴムを使用しており、密着性に優れ床や重ねたマットの上に敷いてもずれにくい仕様です。なんといっても小さく折りたためば、旅行にも持って行けます。
サイズ : 172 cm × 62 cm × 1mm
重 量 : 約550g
使用後のレビュー
表面はサラッとした肌触り、裏面はややマットに吸い付くようなフィット感があります。
実はヨガラグ、ヨガタオル、トラベルヨガマットと呼ばれるものは、そのクオリティにほぼ大差はありません。(但し無名メーカーは除外)随って、こちらのスリムマットも「suria」や「Yogitoes」同様ジャンプスルー練習を目的とする使用であるならば遜色ありません。また、野外で気楽にストレッチするとか、敷物代わりにするとか。畳めばコンパクトになります。
しかし、海外旅行先でヨガをするかも?とお考えの場合、あるいは、これ一枚でヨガレッスンに臨む目的であればおススメしません。
まず数年前。私が約二ヶ月タイに行く際、このマットを持参しました。現地でアシュタンガヨガのティーチャートレーニングもあり必ずマットが必要だったのです。「これ一枚で機能しなかったら現地で買えばいいや。」と持参したものの、やはり現地で買うことになりましたw
また、トレーニング後はタイ各地を廻ったのですが、軽量命のバックパッカーには僅か500gでも重く感じました。結果、現地購入したお土産とともにバンコクからEMSで送り返してしまいましたw
よって海外旅行には持参するだけ無駄だと思います。(スーツケースユーザーは別)
また、これ一枚でヨガレッスンに臨むのは無謀です。厚さ1mmと薄いため床の硬さをそのまま感じます。グリップも弱く、スタンディングポーズでは確実にズレます。このヨガラグは、単体では使えないということを覚えておいてください。
「EXスリムマットⅡ」はどこで買えるの?
2013年当時は、Anri&Bebe オンラインストア で購入できました。しかし、2017年現在は残念ながら廃盤です。個人的にはこちらと同様のクオリティで安い「suria」をおススメします。
当時の福袋として、Anri&Bebeのダブルフェイスマットとセットで10,500円でした。
om shanti,